お風呂で不調を改善!?シャワーだけじゃ得られない健康効果とは
お風呂に入るといっても、実際は入浴派とシャワー派がいると思います。
「入浴が”何となく体い良い”ということは知っていても具体的にどんな効果があるかを知らないし・・・そんなにかわらないでしょ?」
「入浴するにしても光熱費がもったいないし」
なんて思っていると、気づけば何だか不調な日々が待っているかもしれません。
もし入浴するだけで不調が改善されるなら・・・入浴なんて手軽な方法を見過ごすわけにはいきませんよね?
入浴するからこそ得られる健康効果と入浴方法をご紹介します!
しかも、実は光熱費はシャワーだけと湯船につかるのとではさほど変わらないことがわかりましたので、参考にしてみてくださいね!
お風呂の健康効果知ってました?
「最近体調が悪いな」とか「肌の調子が悪い」と感じていませんか?実はこういう感覚がある人はシャワーだけで済ませたりしている人が多いそうです。
シャワーだけでも温まれると感じている人もいるようですが、入浴には温熱作用以外に、水圧作用と浮力作用というシャワーだけでは得られない効果があります。
これらの作用はそれぞれが関係し合うことで効果的に、コリをほぐしたり、冷え症やむくみを改善したり、代謝アップできるといわれています。
入浴による温熱作用
体を温める事で得られる作用として、温熱作用があります。
私たちの体には毛細血管が全身に張り巡らされているため、シャワーや入浴によって体が温められると毛細血管が広がるため血流がよくなります。
血流がよくなる事で体内の老廃物や疲労物質が流されるため、滞っていた部分が無くなることでコリがほぐれたりといった効果が期待できます。血流がよくなる事で代謝がアップしますので、冷え性、むくみを解消にもつながります。
その他にも、内臓が温まる事で免疫機能がアップするため風邪をひきにくくなったり、心肺機能がアップする事で自律神経の興奮を抑える働きがあるといわれています。
入浴による水圧の作用
水圧作用とは、入浴をしたときにかかる水圧。お風呂でかかる水圧は全身で換算すると1t以上にもなるそうです。
それだけの水圧がかかっても私たちの体は怪我をしませんよね?
水圧が体にかかると、リンパ液や血液ががギューっと押し流され心臓に向かっていきます。それに対応するように、心臓から全身に血液を流すために血管が広がり血流がよくなるということが起こっているそうです。
この水圧効果は、「第2の心臓」と呼ばれる脚にも水圧がかかりますので重力や冷えで滞っていた血流をよくする働きがあるので、冷え性やむくみ改善に効果的といえるわけです。
他にも水圧によって腹部が押されると、横隔膜が上がるので肺が縮小します。
肺が縮小した分、呼吸数が増えるので心肺機能があがり血流がよくなり、血流がよくなると、老廃物が腎臓に多く送られるため腎機能も活発になり排出するために尿意を感じるやすくなっていたんです。
入浴するとトイレに行きたくなるのはこういった作用があったからなんですね。
入浴による浮力の作用
私たちの体は常に重力がかかっています。
入浴すると、体重は約9分の1になるんだとか。なのでお風呂に入ると通常支えている重みから解放されるので、筋肉や関節への負担が限りなく少なくなります。
この解放感が「リラックスしていますよ」という脳への信号になりリラックスできるというわけです。
リラックスしている信号が脳に届くため、交感神経が落ちついて、副交感神経が活発になるのを助けてくれるので入浴してから睡眠をとる方が良い眠りにつけるという効果も期待できます。
シャワーだけで済ませていることで、体調が良くないと感じたら定期的な入浴というのもぜひ取り入れてみてください。
とはいえお風呂に入るとなると高熱費が心配ですよね。
ですので、次はシャワーとお風呂の水道代、ガス代の違いはどのぐらいあるのかを調べてみました結果をご紹介します。