バスソルトのいまさら聞けない効果や使い方
入浴剤の定番としてバスソルトがラインナップに並ぶようになりましたが、実はまだよく知らないという人も多いのではないでしょうか?
「いまさら人に聞くのも・・・」ということもありますね。バスソルトの具体的な効果や使い方、選び方、風呂釜は大丈夫なのかなど、安心して楽しむためのポイントをご紹介していきます。
バスソルトとは?
バスソルトとして販売されているものには、大きく分けて死海の塩、岩塩などの天然成分由来とエプソムソルトの2つに分類されます。
どちらもバスソルトとして販売されていますが、天然成分の死海の塩や岩塩、海の塩で、エプソムソルトは硫酸マグネシウムが成分になっているので、塩分を含まれていない、無色・無臭のマグネシウムの結晶なので、全く別物です!
では、それぞれの特徴みていきましょう。
死海の塩のバスソルト
死海の塩には、塩化マグネシウムが47%と多く含まれています。
塩化マグネシウムは、血液のph値を整える働きがあり、新陳代謝を活発にしますので体の細胞の生まれ変わりを助ける働きがあるといわれていますので、美肌や内臓の健康を維持するために必要な成分です。
ゆっくり入浴することで体を芯から温められますので、デトックスや冷え性改善、美肌効果が期待できます。
また、死海の塩には塩化ナトリウムが少ないという特徴もありますので、浴槽に入れても問題は無いようです。
(商品の注意が気を守って使用してくださいね)
岩塩のバスソルト
岩塩は、ピンクソルト、ブラックソルトなど産地によって香りや成分がかわります。
ピンクソルト
鉄分、ミネラルが多く、マイナスイオンを発生させる効果があり、リラックス効果が期待できるのが特徴です。ブラックソルト
鉄分、ミネラルが多く、イオウの香りがかすかに香るのが特徴です。
岩塩はバスソルトや岩盤浴などでも使われていますし、食用として販売されているモノもあります。
お風呂に入れることで、ミネラル成分が傷口を癒したりシワやシミなどの原因に作用するとして使用する人が多いですね。
岩塩をお風呂で使用する時は、岩塩に含まれる鉱物や塩分が残こると配管を傷める可能性もあるので、自動運転がついている風呂釜の場合は、念のため循環機能を止めて使用するか、終わった後にはすぐお湯を抜き、塩分が残らないようにした方が良いようです。
海水の塩
○○の天然塩のような、天然の塩ですね。天然の塩であれば、近海の塩、海洋深層水などスーパーでも購入できるといる利点があります。
天然の塩ですから、ミネラル成分(マグネシウムやカルシウムなど)も含まれていますので、発汗作用、殺菌作用、保温作用などにより、血行がよくなり代謝アップも期待できます。
200Lのお風呂に約200g(約コップ1杯分)を入れて、使用後は、風呂釜が傷まない様にその日のうちにお湯は流してください。
エプソムソルト
エプソムソルトはそもそも「塩に見える」結晶が、エプソム地方で見つかったということが名前の由来ですので、塩ではありませんが、硫酸マグネシウムのミネラルの結晶で、天然の塩よりもマグネシウムを多く含んでいるため、塩とは違った効果があるといわれています。
エプソムソルトのマグネシウムは肌から吸収できるため、体内の酵素と結びつく事で新陳代謝を高めたり、肌の細胞を活性化したりする効果が期待できます。
さらに、温浴効果も高くため体を深部から温めて血行をよくしますので、冷え性でなかなか体が温まらない人などにも体を早く温める効果があり、血行が良くなる事で汗を大量にかいて毒素を外に出すことができますので、デトックス効果も期待できます。
バスソルトはどのぐらい入れて使うもの?
バスソルトを使う量は、浴槽の大きさや種類によって変わってきますので、購入したバスソルトのパッケージに記載されていますが、種類を選ぶ上でも目安にしていただけるように、それぞれの使用量を調べました。
岩塩
1回につき、25~40g死海の塩
1回につき、50~100gエプソムソルト
1回につき、150~300g
エプソムソルトは使用量が多く見えますが、一番価格的には安いものが多いので毎日使うという意味ではエプソムソルトが使いやすいかもしれません。
毎日バスソルトを使ってみて!
バスソルトの種類についてまとめてきましたが、使ってみたいバスソルトは見つかりましたか?
毎日1日の疲れをとったり、デトックスにもなるバスソルトをあなたのバスタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか。