チーズダイエットの方法はとっても簡単!おすすめチーズ6選!!
ダイエットの敵だと思っていたチーズですが、実はダイエット効果のある食品だというのは知っていましたか?
栄養価が高いことは何となく知ってるチーズですが、やはりあの脂肪分の多さを考えるとカロリーが高いのでダイエットに向いているとは思えませんよね。
ですが、チーズにはカルシウムやたんぱく質が凝縮されているため適度な量を食べる事でダイエット効果や健康効果をもたらしてくれる優れた食品として見直されています。
チーズを取り入れたダイエット方法とチーズの健康効果を紹介していきます。
チーズダイエットの効果がある理由とは?
チーズダイエットは、チーズに含まれる栄養素によって脂肪をつきにくくしたり、脂肪の燃焼を高めたり、代謝アップが期待できることで注目されています。
脂肪の吸収をやわらげる
チーズに含まれるカルシウムの効果として、脂肪の吸収を抑えたり、脂肪の排出を促す効果があるといわれています。
100gあたりの牛乳に含まれるカルシウムは、3.3gで、チーズに含まれるカルシウムは、パルメザンチーズは、44g、エメンタール27.3gとなっていて種類によっても違いはありますが、牛乳のおよそ10倍のカルシウムが含まれています。
効率よくカルシウムを吸収するためには、チーズを取り入れると良さそうですね。
筋肉を増やすための栄養素の吸収率が高い
チーズのタンパク質は体内でつくることができない必須アミノ酸が豊富なため、肉や魚とは違った良質なタンパク質です。
タンパク質は、筋肉、骨、皮膚など私たちの体をつくるために必要な栄養素です。
チーズのタンパク質は必須アミノ酸を含むタンパク質ですので、吸収率が高いため必要いな栄養素を効率的に吸収できます。
タンパク質とダイエットの関係は、筋肉と基礎代謝に関係しています。
基礎代謝をあげるためには筋肉量を増やすことが大切ですが、タンパク質が体内に少ない状態では、例え筋トレをしても筋肉を増やすことができません。
必要な栄養素が足りなければ、基礎代謝をあげることができないということです。
これを補うためにも、良質なタンパク質を取り入れることが大切というわけです。
脂肪の燃焼をたかめる
チーズには、脂質をエネルギーに変える働きがあるビタミンB2が多く含まれています。
ビタミンB2は、皮膚や髪、爪などの細胞の再生や成長を促す効果ががる栄養素として知られていますが、脂質をエネルギーに変える働きもあるため脂肪の燃焼を高めるため、ダイエットの効果的といわれています。
100gあたりの牛乳に含まれるビタミンB2は、0.15gで、チーズに含まれるビタミンB2は、パルメザンチーズは、0.68g、エメンタール0.48gとなっていて種類によっても違いはありますが、牛乳のおよそ3倍のビタミンB2が含まれています。
参考:日本食品基準成分表
内臓脂肪が減少する!
チーズを食べ続けていると、中性脂肪やコレステロール、内臓脂肪が減少するという効果があるそうです。
これは、脂肪細胞から出るホルモンのアディポネクチンの分泌を調べた実験からわかったそうです(雪印メグミルクの実験結果)。
チーズダイエットの方法はすっごく簡単!
チーズダイエットは本当に簡単で、食事制限や運動などは一切ありません。
1日2回チーズを食べるだけ!!
食べ方も制限は無く、そのまま食べても、焼いても大丈夫です。お腹が空いた時にチーズを食べると、腹もちも良いですからおやつ代わりにするのも良いと思います。
チーズダイエットの注意点!!
チーズはとても栄養価が高いし、ダイエット効果も、健康効果もある素晴らしい食品ですが、注意しなければならないことがあります。
では、注意点について2つ紹介しますね。
カロリーが高いので食べ過ぎはNG
チーズはとてもカロリーが高いという特徴があります。
ですから、たくさん食べればダイエット効果が上がるというものではありません。消費カロリーよりも多く食べてしまっては逆に太るという結果にもなりかねませんので、1回で20g弱(6Pチーズ1ピース)ぐらいで十分です。
食物繊維とビタミンCを一緒に食べる
栄養価が高いチーズも万能というわけではなく、体に必要な栄養素である、食物繊維とビタミンCが含まれていません。
ですから、サラダやフルーツと一緒に食べる事で必要な栄養素を補うようにしましょう。
チーズダイエットに適したおすすめチーズ6選!!
チーズは大きく分けてナチュラルチーズとプロセスチーズの2つの種類に分けられます。
■凝乳酵素はレンネットとも呼ばれ、たんぱく質のカゼインに働いて乳を凝固させます。
■ホエイ(乳清)はチーズを作る際に出る水分。
■プロセスチーズはナチュラルチーズを砕き、乳化剤を加えて加熱して溶かし、再び成型したもの。風味が変化しにくく保存性に優れています。雪印メグミルク
価格としてお手頃なのはプロセスチーズですが、加熱することでせっかくの乳酸菌などの良い菌がいなくなってしまいますので、ダイエット効果を目的とするならナチュラルチーズを選んだほうがさらに良い効果が期待できます。
ナチュラルチーズの中でも、チーズダイエットの効果の基本になる栄養素といわれる、たんぱく質、ビタミンB2の量は種類によって変わってきますので、この3つの栄養素が多いチーズを6つ紹介します。
ナチュラルチーズ(やぎ) | カルシウム130mg/タンパク質20.6/ビタミンB2 0.88g |
ナチュラルチーズ(パルメザン) | カルシウム1300mg/タンパク質44.0/ビタミンB2 0.88g |
ナチュラルチーズ(エメンタール) | カルシウム1200mg/タンパク質27.3/ビタミンB2 0.68g |
ナチュラルチーズ(カマンベール) | カルシウム460mg/タンパク質19.1/ビタミンB2 0.48g |
ナチュラルチーズ(チェダー) | カルシウム740mg/タンパク質25.7/ビタミンB2 0.45g |
ナチュラルチーズ(カッテージ) | カルシウム55mg/タンパク質13.3/ビタミンB2 0.15g |
- ナチュラルチーズ(ヤギ)
山羊のチーズは香りに癖がありますが、ダイエット効果を期待したい栄養素がとても豊富です。
サンドイッチやサラダ、おつまみにもおすすめです。 - パルメザンチーズ
なじみ深いチーズですよね、ダイエット効果を期待したい栄養素がとても高い!
サラダにかけてもおいしいですし、カルボナーラとかパスタには欠かせないチーズですね。 - エメンタールチーズ
エメンタール地方で作られているチーズで、あのチーズに空いた穴のある(チーズの絵とかでよく使われているます)チーズです。
木の実のような香りと、やわらかい口当たりのチーズで、チーズフォンデュで食べるのがおすすめです。 - カマンベールチーズ
表面が白いカビで熟成されていて、中はトロッとしている日本でもなじみ深いチーズです。
そのまま食べることも多いですが、フライにしたり、チーズフォンデュなどにするのもおすすめです。 - チェダーチーズ
オレンジ色のチーズです。ハンバーガーなどに挟んであるのをよく見かけるあのチーズです。
少し酸味がありますが、癖が無いのでどんな料理にも合いますし、そのままサラダにかけるのもおすすめです。 - カッテージチーズ
ナチュラルチーズの中でも熟成をしていない、フレッシュチーズに分類されます。
爽やかで癖のないチーズで、弾力とやさしい酸味が特徴です。サラダやサンドイッチにおすすめです。
チーズはダイエットにも必要な食材だったんです!
いかがでしたか?ダイエットの大敵と思われがちだったチーズが実はダイエットにとても役立つ栄養素を持っていることが分かりましたね。
ダイエットに良いといっても、ピザやパスタなどと一緒に食べると糖質が気になりますので、サラダなどと一緒に食べる回数を増やす方がダイエットには向いていると思います。
いつもの食事に少しだけチーズをプラスして、ダイエットに役立ててみてください!