ダイエットでリバウンドしないために!押さえておきたい3つのポイント
ダイエットが成功してもリバウンドしては意味がありませんね。
でも60%の人がダイエットでリバウンドを経験していると言われています。
なぜこんなに多くの人がリバウンドしてしまうのかというと、私たちの体の機能と、体調管理の勘違いが原因なんです。
私たちの体の機能と管理方法を押さえてリバウンドせずにダイエットを成功させましょう!
リバウンドしてしまう体の2つの機能とは
私たちの体は生命の危機を感じると、エネルギーの吸収を高め、エネルギーの消費を抑えるホメオスタシス機能が働き始めます。
この機能は、1カ月で体重の5%減量した場合やダイエットを初めて1カ月ぐらいから働き始めると言われており、痩せにくい停滞期にもこの機能が関係しています。
リバウンドする原因の1つ目の機能は、ホメオスタシス機能が活発な停滞期でダイエットを止めてしまう人が多いためです。
食事からの吸収率が高く、消費量が少ない状態で通常の食生活に戻ることになりますので、ダイエットをはじめる前よりも太りやすい状態になっているという事です。
次に、満腹中枢と関係のあるレプチンという一種のホルモンがポイントです。
レプチンは脂肪細胞に脂肪が吸収されると分泌されるのですが、ダイエットをするとレプチンの量が減少すると言われています。
レプチンの量が満腹感を左右すると言われており、ダイエット後のレプチンが少ない状態で食べ始めると満腹中枢への信号が減り満腹感を得るのが遅くなるので、過剰に食べてしまう事でリバウンドすると言われています。
しかもこのレプチンの量が正常値にもどるには約1カ月かかると言われている為、ダイエットを止めてしまうと意識せずに多く食べてしまう可能性があるという事です。
これらを踏まえて、リバウンドしない為のポイントをまとめました。
リバウンドしない為の3つのポイント
ダイエットは理想の体重になったから終わりというわけではありません。
リバウンドをしないためのポイントを押さえて理想の体型を維持してください。
ダイエットは終わらない
ダイエットをした後、レプチンの量が減少しているので最低でも1カ月はダイエット時と同様の食生活を続けてください。
通常の生活に戻るとあっという間にリバウンドをします。体型、体重の維持のためと思って続けましょう。
続けるダイエットに不向きなのは、ファスティングや糖質制限、炭水化物制限などは栄養のバランスを崩す可能性があるので短期的に行うものですので、無理のないバランスのとれた食事ができるダイエットを選ぶようにすると良いと思います。
野菜ダイエットの勘違い
ダイエットの成功を維持するために、気をつけるポイントは食べる野菜の種類についてです。
野菜中心だからといっても、じゃがいも、さつまいもといったデンプンを含む野菜は体内で糖に変わる為お米を食べているのと同じ状態になります。
糖も体には大切な栄養素ですが、野菜だから何でもよいというわけではないので注意が必要です。
食べる割合を緑黄色野菜(キャベツ、ほうれん草など)や根菜(ごぼう、大根など)を中心にすることが大切です。
運動するタイミングの勘違い
体系維持のために運動をはじめた方でもリバウンドの経験はあると思います。
体を動かす事でカロリーの消費や基礎代謝がアップする為、お腹がすきやすくなります。
すると「運動しているから食べても大丈夫」という意識が働きます。
しかし、ダイエット後の状態はまだまだ太りやすい為ダイエット時以上に食べてしまうと消費されるより摂取する方が多い為リバウンドになるのです。
これを防ぐためには、お腹が空いた状態で運動をすることが大切です。
朝運動する方が1日の活動代謝を上げるという意味でもおすすめなのですが、時間帯より空腹の状態かどうかの方が脂肪の燃焼を促す意味では重要になるということです。
まとめ
いかがでしたか?
リバウンドはたった3つのことに注意するだけでかなり解消されます。
- 身体がダイエット後の状態が普通(生命の危機が無い状態)だと認識し、満腹中枢が正常に機能するまでは少なくとも1カ月はダイエットを続けておくこと。
- デンプンの含まれている食品に気をつけてバランスよく野菜をとること。
- 空腹時に運動をすること。
どれも簡単に出来そうなことだと思います。
体系維持のために頑張るなら効果をこの3つのポイントを押さえてリバウンドを回避するのはいかがでしょうか?