ダイエットのツライ停滞期を乗り切る7つの方法!
ダイエットをする時は食事制限から始め、続いて運動をプラスすると効果は一気に出始めますが、数キロは減ったのにそこから全く体重が落ちなくなってしまう事ありませんか?
それが、ダイエットの停滞期です。
ダイエット方法が間違っているのか、年齢のせいなのか…何とかこの停滞期を早く突破したい!
そんなあなたに試して欲しいダイエットの停滞期脱出方法を紹介します。
ダイエットの停滞期は誰でもある!
ダイエットでなかなか痩せなくなる理由があります。
ダイエットを初めて約1カ月~2カ月ぐらいからだんだん体重が落ちにくくなると言われています。
そして、個人差はありますが2週間~1カ月ぐらいは停滞期が続きます。
なぜ停滞期があるのでしょうか?
理由は、身体が危険を感じてしまうから。
急激なカロリー摂取量の低下は身体が危険だ!と感じてしまうんです。
これはホメオスタシス機能と呼ばれ、急な環境の変化でも体温や血糖値を調節する事で生命の維持をするためにあります。
非常時で無いとなかなかこういう事も無いとは思いますが、食事からエネルギーを出来るだけ多く吸収し、エネルギーの消費を少なくすることで身体を守ろうとしてくれているということ。
身体を守るためにとても大切な機能ですが、ダイエットをしている状況では嫌厄介な機能といえます。
しかし、これは誰手も持っているもので年齢とか環境で変わるものではないのです。
では、どのようにしたらこの停滞期を脱出するためにはどんなことに気をつけるべきかを見てみましょう。
ダイエットの停滞期にやってはいけないこと
誰でもやってくるこの停滞期には、「何とかこの状況を早く変えたい!」そんな思いからついやってしまうことがこの2つです。
さらに運動量を増やす
でもこの2つはダイエットを台無しにすると言われているのは知っていますか?
食事量が減り身体が生命の危機と感じている状態でさらに食事制限をするという事は、さらに危機感を感じさせてしまうことになり停滞期を抜け出すどころが長引かせてしまいます。
身体が危機を感じている状態で運動量を増やすのは、身体の負担、精神的な負担が増えます。
特にこのような状態で運動量を増やすと身体は無理に身体を動かしますので、ストレスになります。ダイエットが停滞していることで感じるストレスもありますので、継続できなくなった時のリバウンドを覚悟しなければならなくなります。
こうなってしまってはダイエットしてきたすべてが無駄になってしまいます。
どんな方法でダイエットの停滞期を乗り切ればよいの?
停滞期は誰でも味わう事ですが、気長に乗り切ればまたダイエットの効果を感じられるようになります。
それでも何か見直しをしたいのが、正直なところです。
ダイエットの停滞期を乗り切る7つの方法を紹介します。
塩分量を控える
塩分が多くなると身体の中に水分をため込みやくすなります。
むくみや代謝低下にもつながる為、太りやすく痩せにくい身体になってしまします。
塩分を控えて塩分の排出をするだけでもむくみ解消や代謝アップにも効果的です。
野菜を食べる
ダイエットではもう当たり前ですね。
野菜は私たちの体に必要な食物繊維、ビタミン、カリウムなど栄養を多く含んでおり、毒素を排出したり、脂肪燃焼を助ける効果もあります。
カロリーが少ないので、食前に食べる事で満腹中枢を刺激し食べ過ぎを防いでくれる効果もあります。
ダイエットに効果的な食品例:キャベツ、オクラ、きゅうり、アボカド、もやし、キノコ類など
たんぱく質を摂る
停滞期に入ると身体は脂肪からの消費を控え、筋肉を分解してエネルギーにあてるようになります。
すると筋肉量が減り、代謝を下げてしまう為さらに痩せにくい身体になってしまいます。
筋肉を作るのに必要な栄養素といえば、たんぱく質です。
脂分の少ない赤身の肉、鳥の胸肉、大豆製品などは良質なたんぱく質ですので、代謝を維持するためにも摂るようにしましょう。
食べる順番を守る
ダイエットの基本とも言えますが、食べる順を意識することで消化吸収、血糖値の上昇抑制など太りにくい身体に変える為の手助けをしてくれます。
食事の際は、スープ類 ⇒ 野菜 ⇒ たんぱく質 ⇒ 炭水化物 の順に摂るようにします。
好きなモノを食べる日を1週間に1日つくる
食べ過ぎはダメですが好きなモノを食べてリフレッシュする日を作りましょう。
身体に十分なエネルギーが入ってくると、「生命の危機はなくなった!」とホメオスタシス機能が認識するきっかけにもなる可能性があります。
ダイエットを止めてしまったり、リバウンド回避にも効果的です。
ダイエット方法を見直す
停滞期は今続けているダイエットを見直す良いタイミングかもしれません。
特に糖質制限ダイエットや炭水化物抜きダイエット、断食などは長く続けるとストレスによるリバウンドが起こりやすいダイエットです。
短期的な効果を目的とする以外は、必要な栄養素(脂質、たんぱく質、炭水化物)をバランスよく摂るようにするとダイエットを続けやすくなります。
運動方法のみでダイエットしている場合は、有酸素系のウォーキングやランニングから筋トレに変えるのも良いかもしれません。
日記をつける
停滞期でよくあるのが、ダイエットを止めてしまうこと。
効果がでないので、モチベーションが続かない人が多くなります。しかし、ここで止めてしまうことがダイエットの失敗に繋がります。
食べたもの、体重を記録していくことで、実はダイエットとは言えないような物を食べていたりすることもあります。
書き出す事で客観的に現状を把握することで、気づく事も多くなりモチベーション維持にも効果的です。
まとめ
ダイエットの停滞期を乗り切る方法はいかがでしたか?
停滞期はダイエット開始から1カ月前後あたり、もしくは1カ月当で体重の5%の減量したあたりから始まり、2週間~1カ月続くと言われています。
停滞期は誰でもありますので、焦らず気長にダイエットを続けることが何よりも大切です。
そのためにも、長く続けられるダイエット、ホメオスタシス機能が働かないようなゆるやかなダイエットをしてみてはいかがでしょうか。