仕事の失敗を引きずってしまう時の気持ちの切り替え方
仕事をしていると失敗してしまうことありますよね?
でも失敗は誰でも起こりうること。
周りに迷惑をかけてしまったり、依頼内容と違うことをしてしまったり、社内だけでなく社外との対応に失敗してしまったり。例えを出してみてもキリが無いほどです。
失敗をすると反省するだけでなく、後悔し、今後の対応が不安になったり、気が滅入ってしまいます。引きづりがちな仕事の失敗をした時の気持ちの切り替え方、立ち直り方を紹介します。
失敗した時に忘れないで
失敗はどんな優秀な人でもしたことがあります。
仕事をしていて失敗したことが無い人はいません。仕事は失敗するものです。
100%完璧な人間はいません。
分からない事やミスは必ずあります。聞いたこともあると思いますが、ヒューマンエラーです。
この対策はとてもどれだけ手順を決めても、ダブルチェックで確認をしてもなぜか起こってしまうんです。
『誰でも失敗するから失敗しても仕方がない』と開き直るぐらいの心構えで良いと思います。
だからといって、失敗して良いわけではりませんよね?
『次は絶対の同じ失敗をしないぞ!』
『失敗した部分を何とか取り戻さなくては!』
こんな風に次回こそ完璧にやって見せる!と意気込んでしまう気持ちは分かります。
しかし、こういう状況だと余計に力が入って似たようなミスをする確率は高くなりますので、注意が必要なんですね。
忘れたころにやってくる
確認の回数も増やして、チェックシートを作り対策は万全と思っていると予期せぬ状況で再度同じ様な失敗をしてしまうこと多いのです。以前の失敗を忘れたわけでは無いし、気をつけていたはずなのにまた失敗をしてしまうんです。
急に迫った状況下で確認作業をしていた=焦っている
忘れたわけではないのに焦って間違えてしまったとすれば、忘れたころにやってきた訳ではないと思うかもしれません。
でも、忘れていたから焦りが優先されていたということ。もっと言うと、集中力が切れている時の焦りは判断低下を増長させる可能性が高いので、他の事に気をとられていて(忘れていてもしくは焦っていて)失敗してしまうと言うことなんです。
人間の集中力の持続時間は15分と言われています。
しかも疲労やストレスを重ねている場合はより集中力も下がっていたとも考えられます。だとすれば、『失敗してしまうこともあるんだな』と心構えを変えてしまうことも必要なんです。
仕事の失敗を引きずらない3つの方法
失敗をして周囲に迷惑をかけるとどうしても引きずってしまいますが、「はあ~ダメだ・・・」「ミスばっかりで自信がなくなってしまった」と悩むのは当たり前です。
ではどうやって仕事の失敗を引きずらないようにできるのか考えてみましょう。
- 客観的に自分をみる
依頼内容と違うことをしてしまったのならば、依頼内容への理解が出来ていたのか、メモをとっていたのかなど自分に足りなかったものが何かを考えてみましょう。 - 失敗の改善方法を考える
客観的に自分の状況を理解すると、足りなかったことが見えてきます。分からない場合は周囲へ相談する事で改善方法が見つかることもありますので、相談してみるのも効果的です。 - 全く違う状況をつくる
転職といういみではありませんよ!映画を観たり、漫画を読んだり日常の生活以外の事に目を向けることで、滅入った気分をリフレッシュさせましょう。ストーリーのあるものをインプットすることで仕事とは離れたところに意識を持っていくことで気持ちの切り替えをしやすく出来ます。
まとめ
いかがでしたか?仕事で失敗は誰でもあることです。次に失敗しないためになぜ失敗したのかを見直し、対策を立てて実行すればよいのです。
起きてしまったことを引きずり同じような失敗を繰り返すより、次に向けて切りかえることが大切です。切り替えができない時は、お散歩など気持ちの良い場所に出かけることも効果的だとは思いますが、考えてしまう時間があるのは変わりませんので、漫画や映画など考えない時間を作るようにすると切り替えがしやすくなりますので試してみてはいかがでしょうか?
明るいテーマのものにしてくださいね!
仕事の失敗は誰でもあることなので次に同じ失敗をしないための対策をしたら、それ以上悩んでも仕方がありません。
仕事の失敗は世界を考えて見れはとても小さなことです。あなたの周りの仕事以外に目を向けてみてください。違う業種、違う地域、違う国いろいろな人たちがいます。あなたの知っている社会以外にも広い世界がたくさんあるんです。その中で一つの失敗に捕らわれていると次への大切なステップを見失ってしまうかもしれません。
切り替えて次に進むために、少しでも役に立てたら幸いです。