日焼け後のアフターケアは正しい対処方法が鍵!
日焼け止めには気をつけているつもりでも、「あれ?肌が赤い?日焼けしてしまっった!!」なんてことありますよね。
曇っていたりするとついつい油断して日焼けしてしまったり、洗濯干すだけの少しの時間だからと思っていたら時間がかかって思ったより日にあたってしまったなど思ったより日焼けしてしまう場面は意外と多いものです。
やってしまった日焼け後のアフターケアを正しい順番でやることでヒリヒリ痛い赤い肌を落ちつかせるのも早くできますし、何年後かの自分の肌をきれいに保つ事もできますので正しいケアをしていきましょう。
外側と内側の両方からアプローチするアフターケアを紹介します。
日焼けの状態で変えるのが基本!外側のアプローチ
日焼けは火傷の一種と言われているのは知っていましたか?
状態によっては病院に行った方が良い場合もありますので、肌の状態をしっかり確認しておきましょう。
ヒリヒリして赤くなるのは、表皮が炎症を起こした状態で軽度の火傷と同じ状態になっています。
良くある日焼けの状態ですね。
このぐらいであれば、これから紹介するアフターケアでも効果を感じることができると思います。
ですが、
水疱が出来てしまうのは、真皮にまで炎症が及んでしまっているので重度の火傷と似たような状態になっていると言われています。
この場合は自分でケアをするよりも病院に行くことをおすすめします。
病院であれば副腎皮質ホルモンが配合されたクリームを処方してくれますので指示に従って塗り続ける事が大切です。
軽度であれ火傷のダメージなので、日焼け直後の場合は肌に負担をかけるような刺激は避ける事が早くヒリヒリを治すコツでもありますので、通常のスキンケアの手順ではない次のステップを守ってください。
ヒリヒリ痛くて赤い時の外側からのケア
ひどい日焼けで無い限り、自然治癒でも3~4日ぐらいでヒリヒリ辛い時期は過ぎると思いますが、赤くなって痛みがある時は、何をおいても冷やす事が大切です。
痛みが無くなるまで冷水に浸けたり濡れたタオルで冷やしましょう。
ヒリヒリ痛い時の注意点をまとめました。
- シャワーは弱めにするなど刺激が少ないようにしておく
- 保冷剤や氷を使う場合はガーゼやタオルを巻いて使う
- 入浴や洗顔時は泡で洗うようにしてタオルなどは痛みが落ち着いてからにする
直接肌に刺激になる事は避けるようにするように気をつけましょう。
冷やしてもすぐにまた肌のほてりが戻ってきますよね。
ですが、ずっと濡れタオルや冷水に浸けていられるわけではありませんので、アロエ成分の入ったジェルなどを使用するとほてりがひきやすくなります。
アロエは、昔から民間療法としても使われていますし、次のような成分が日焼けや火傷に効果があるといわれています。
- 植物フェノール系成分
成分名: アロイン
効 果: 下剤・鎮静鎮痛・細菌繁殖阻止・酵素活性抑制など - 多糖類系成分
成分名: アロエマンナン・グルコン酸など
効 果: 美肌・消化吸収・キズの治癒・血糖値降下・抗がん・強壮・消炎・細胞活性化・殺菌など - その他の成分
成分名: アロエチン・アロミチン・アミノ酸・ビタミン・ミネラル・植物ホルモン・葉緑素・サポニンなど
効 果: アロエチン:強い抗菌・抗カビ作用 / アロミチン:解毒・抗がん作用
ちなみに、アロエも種類が豊富で強い成分もありますので自分で栽培して使用する際は、アロエの種類と成分をよく確認してから適量を使うようにして下さい。
ドラッグストアに行けば夏の時期だと特にこういったアロエ配合のジェルは置いてありますので使う方がお手軽だと思います。
日焼け後の赤みヒリヒリが落ちついたらやる外側ケア
日焼けした肌はダメージを受けて水分を保つ事が出来なくなっています。
敏感肌用など刺激の弱い化粧水でたっぷり保湿をしてください。
何回かに分けて重ね塗りをするのがおすすめです。
たっぷり潤したらクリームなどで潤いが逃げないように蓋をするのがポイントです。
ここでしっかり保湿をしておかないと、肌が乾燥してシワになりやすくなり皮がむけるのもボロボロに剥けてしまうしまう事になりかねませんので気をつけて下さいね。
もう一つ、大切なことです。
つい剥きたくなる皮ですが肌への負担になりますし、炎症を起こすきっかけにもなりかねませんので、無理に剥いたりするのはやめましょう。
気になるようであれば化粧水をつけると目立たなくなりますので、あくまでも保湿するようにしてみてください。
日焼け後にやっておきたい内側からのケア
日焼けをすると体内で活性酸素が大量に作られ、シミやシワをの原因になります。
抗酸化作用のあるビタミンC・ビタミンE・βカロチン・リコピン・オメガ3脂肪酸・アスタキサンチンなどの栄養素を多く摂ることが大切なんです。具体的な効果と食材に関しては次の記事に記載していますので参考にしてみてください。
関連記事>>日焼け止めおすすめ対処法!本気でやるならこれをやろう!!
代表的な食材例:アセロラ・かぼちゃ・にんじん・トマト・レモンなど
まとめ
日焼けした後のアフターケア方法はいかがでしたでしょうか。
火傷と同じで何よりもまずは冷やすことが大切なんです。まずはしっかり冷やして肌の炎症を抑えてから保湿、美白ケアなどをするのが正しい対処法なんです。
夏になるとちょっと黒いぐらいが健康的かなと思う人もいると思いますが、皮膚の細胞にとってはダメージでしかありません。日焼け止めを塗ったり、肌のターンオーバーを助ける食事をしていると「やってしまった!」という時でもダメージは最小限に抑えられると思います。
まずは、正しい対処法で早く回復できると良いですね。