人間関係を良くするために”知っておくと楽になる”心理学とは
仕事や学校、地域のコミュニティなど人との関わりがある場所では、人間関係の悩みは必ずありますが、「人間関係をもっと楽にできたら・・・」と感じていませんか?
どうにも相性が悪いと感じる相手とも上手に付き合うための、楽になる心理学をご紹介していきます。
人間関係を良くするための心理学とは?
誰にでも嫌な人、苦手な人はいると思いますが、特に何かがあったわけではないのに、
- ○○さんの行動を見ているとイライラする
- 話が合わないから苦手だな
- 話すだけで疲れる
と感じることが多いとしたら、その原因は”自分とは違う言動”が原因となっている可能性があるそうです。
「人間関係のイライラがゼロになる!個性心理学」という著書で紹介されていたのが、この違いを認めその人の個性を理解することで、人間関係を良くするという考え方です。
個性心理学とは、
四柱推命と行動心理学を取り入れ、
生年月日をベースに統計学から分類したキャラクターを基に
それぞれの特徴を理解するために役立てるということ。
以前人気になった動物占いと同じような感じではありますが、より細かくキャラクターを分け、細かく解説しているのがこちらの著書になります。
具体的なキャラクターわけを確認したい方は、著書を参考にしていただきたいと思いますが、注目したいのは前書きにも書かれていた、人間関係を楽にするアキラメルという考え方です。
アキラメルというのは、”諦める”という断念するという意味ではなく、
明らかに認める(アキラかにみとメル)
という事です。
一人として同じ人はいないので、違いを認めることが人間関係のイライラを無くす方法につながるということです。
人との違いを理解するためにおススメの方法3選
個性を理解するために私たちがすぐに出来るおススメの方法を5つ紹介していきます。
自分の意見が正しいという思い込みをやめる
まずは自分の考えが全てではなく、他の人もいろいろな価値観で、いろいろな考え方をするということを認識することが大切です。
自分の意見が正しい当思い込みがあると、周りの人の意見を「相違点」として見てしまうため、理解をする前に一方的なフィルターをかけてしまうことがあります。
家族や友人でも、個々の人価値観がありますので、自分の意見だけが正しいという思い込みをやめましょう。
相手の話を聞いてみる
相手の話を聞く準備ができたら、相手の話を聞いてみましょう。
相手を聞くことで、「どのような話が嫌なのか?」など、相手の地雷となるポイントを知ることも出来ますし、逆に「どのようなことを話すと喜ぶのか?」という相手との関係を良好にするポイントも知ることが出来ます。
話を聞くことでしか相手の価値観を知ることはできませんので、まずは相手の話を聞くようにしましょう。
「共通点」と「相違点」を見つける
人は共通点がある人には、親近感を覚えやすく、相違点がある人には、違和感を覚えやすいと言われています。
新しい環境(会社や学校など)で同郷の人がいると何となく親近感を覚えたり、嗜好が似ているものがあると、共通点を見つけやすいため、親しくなりやすいと感じたことがある人が多いと思います。
これと同じで、どんなに相手との関係性が悪いとしても、何かしらの共通点を見つけることで相手を認められる部分を見つけやすくなります。
また、相違点を見つけることで、明らかに違う部分があることを認識できるわけですから、「そういう価値観の人もいる」というようにアキラメることができます。
関係性を良くするのであれば、踏み込んではいけない領域を事前に知っていればあえて踏み込むことしない方法も見つけやすくなるはずです。
さいごに
人間関係を良くするために”知っておくと楽になる”心理学として、個性心理学をご紹介してきました。
個性を理解するということは、知っているつもりでも実際に対面してみるととても難しいことだと思います。価値観は人それぞれ違うため、統計学と行動心理学を使った個性心理学のパターンでもすべてを網羅できるものではないかもしれません。
ですが、ご紹介してきた違いを認識するための方法のように、時間をかけて自ら理解し、対応を変えていくことで人間関係を良い方向に変えることは出来ますのでアキラメつつ前に進むようにしていきましょう。