オフィスの乾燥を何とかしたい!乾燥に負けない方法5選
冬になると湿度が下がるのでただでさえ乾燥が気になる季節ですが、オフィスの乾燥はエアコンの影響もあってさらに過酷な状況です。
乾燥対策と言えば加湿器が一番先に思いつきますが、広いオフィスで加湿器1台では湿度を保つのは難しいですね。しかも、エアコンの風が直接当たる場所はさらに乾燥が辛くなります。
エアコンに負けない加湿のポイントをまとめてみました。
乾燥を感じるポイントは?
湿度計とかがあれば分かりやすいのですが、湿度計が無くても乾燥を感じ取れるのが人間のすごいところです。
乾燥を一番感じやすいのは粘膜や皮膚が薄い、鼻の中や目、目の周り、のどなどですね。
いつもよりも目が疲れやすくなったり、鼻の中がカピカピしてると感じたら要注意です。人にもよりますが、私の場合は30%を下回るぐらいには鼻のカピカピを感じるようになります。
出来れば湿度計を近くに置いておくとよいですね。
乾燥を放っておくと怖いことが
のどや鼻などの粘膜が乾燥すると、炎症を起こしやすくなっている状態になりますので、風邪やインフルエンザなどのウイルスに感染症にかかりやすくなります。
しかもウイルスは乾燥状態だと空気中漂う時間が長くなります。
低温乾燥状態ではウィルスは空気中を 長時間漂っている
湿度35%以下 ⇒ 1日経過しても生存
湿度50% ⇒ 約10時間後にほぼ全滅
室温21℃、湿度65%の状態を16時間保てば、
⇒ 99%ウィルスの増殖力や感染力を奪う出典:さかい医院
炎症が起きている時にウイルスがたくさん浮遊してる中で過ごすのは怖いですよね。
オフィスでの乾燥対策5選
自然気化式加湿器
常温で紙や木に水をしみこませて気化させることで加湿をします。
電源が必要ないのでどこでも置けるメリットがります。
自然気化式には種類があり、積水樹脂、紙、木など素材が選べます。
積水樹脂を使用している加湿器は、デザインが豊富で、気化の幅も広いのが特徴で1000円~2500円ぐらいで購入できます。
紙を使用している加湿器は、デザインが豊富ですが、気化の幅が狭いですが価格が800円~3000円ぐらいで購入できます。
木を使用している加湿器は多くはありませんが、海外からも注目されているのがヒノキで出来ている加湿器「マスト」価格は高いですがヒノキの香りを楽しむことができます。
USB卓上超音波加湿器
USBタイプの卓上加湿器は超音波タイプがほとんどです。
価格が安いので購入しやすいですが、気をつけたいポイントが2つあります。
1つ目は、超音波タイプは水を細かくして飛ばしているので、水と一緒にカルキも飛ばすので周りが白くなったりすることもあります。フィルターのついているタイプを使用するのがおすすめです。
2つ目は、加湿器病です。掃除をしてなかったり、フィルターを変えたりしないことで発生するカビなどが原因でアレルギーを起こしてしまうものです。加湿器の掃除は頻繁にして、水も毎日替える、フィルターをシーズンごとに変えるなどの対策をして使用することがおすすめです。
観葉植物を置く
観葉植物は呼吸をしています。
水分を根からとりいれて葉から水分を放出します。しかも放出される水分は蒸留水ですのできれいな水が放出されているんですね。
加湿器と比べると効果を感じにくいかもしれませんが、空気の清浄効果や癒し効果もありますのでいくつか置いておくのも良いですね。
お湯をカップに入れておく
お湯をカップに注いで置いておくだけ!
これが一番簡単で衛生的ですが、ひっかけてこぼす可能性があるのが難点です。
お水よりもお湯がやはり蒸発するのが早くなります。アロマを落とせば香りでの癒し効果もありますね。
洗濯物を干す
オフィスとはいえ食器用のふきんや雑巾など洗濯物がある場合は室内干しをすることで加湿出来ます。
ふきん類などの選択が無い場合は、卓上タオル掛けなどでフェイスタオルなどを固めに絞って掛けておくのも効果的です。
最後に
乾燥で炎症を起こしているとウイルスを遮断する機能が落ちたり、ウイルスを体から追い出す役割をしている繊毛の働きが弱るので感染症を起こしやすくなります。
室内の加湿をしてウイルスに負けない環境をつくりましょう。
マスクをしておけば鼻とのどの保護と加湿はできますし、肌の乾燥にはフェイスミストをお昼にするだけでもかなり保湿になります。
寒くなると水分の摂取が減りがちです。
乾燥とエアコンで温まった室内にいると体の水分量も減っていますのでこまめに水分を摂るようにしてくださいね!
湿度を保って冬を乗り切りましょう!