コミュニケーションの達人になる!NLPのラポールテクニック
人生の中で一番重要なスキルといえば、コミュニケーションスキルですよね。
家族、恋人、仕事、地域の人などとの関係すべてにコミュニケーションは欠かせません。
人と話すことが苦手な人や人見知り人などコミュニケーションスキルに自信が無い人でも簡単にスキルアップできるようになるテクニックが、NLPのラポールテクニックです。
一言でいうと、ラポール(rapport)=信頼関係を築くためのテクニックの事です。
ラポールテクニックとは
NLP (神経言語プログラミング)は、1970年代にアメリカで研究、開発され今ではアメリカのオバマ大統領、テニスプレーヤーのアンドレ・アガシなど世界でトップレベルの活躍をされている人達も取り入れいている最先端の心理学です。
ラポールとはフランス語で「橋をかける」という意味。
周りの人との橋をかけるように、心を通じ合わせ信頼関係を深めるためのテクニックです。
テクニックということは、もちろん誰でも出来る技術として確立された方法があるのです。
少し安心できましたか?
ラポールテクニックを身につけてより良いコミュニケーションスキルを身につけていきましょう。
ラポールを築く3つの基本
- 相手の世界観=フィールドを尊重する
- 相手をよく観察する
- 相手を肯定する
ラポールを築く為にはこの基本がとても大切です。
まずは相手の世界観を肯定し、観察をすることで相手の世界観を理解する事が基本となります。
ラポールを築くテクニック
1.ペーシング
相手の呼吸、話す速度、間合い、姿勢などを相手に合わせるようにします。
呼吸のリズムは相手の肩やお腹をみると分かりやすいですね。
人は自分と共通点があると無意識的に好感を抱きますので、安心感を持ってもらうことで信頼関係を築きやすくなります。
例えば、
話すのが早い相手には、簡潔に速く話す。
ゆっくりとした時間をすごしたい時は、相手の呼吸のリズムに合わせる。
前傾姿勢で座っている場合は、こちらも身を乗り出して座る。
まくし立てるように話すのと、静かに話しかけるのと、大きい声で話しかけるのとではリアクションは変わってくるという経験がある人も多いのではないでしょうか。
相手の状況に合わせたペースをつかむようにすればペーシングは簡単にできる。
2. ミラーリング
相手の動作やしぐさ、姿勢などを映し鏡のように真似るようにします。
相手が無意識にあなたを自分と似た存在であると認識することで、相手の警戒心を解き、好感や安心間を感じてもらうことができます。
例えば、
飲み物を飲んだら、時間を少し置いて飲み物を飲む。
髪をかき上げたら、髪を耳にかける。
伸びをしたら、違ったかたちで伸びをしてみる。
相手の行動をすぐに全く同じ様に真似すると、逆に不信感、不安感をもたれる場合があるので猿真似にはならないように気をつけましょう!!
3.バックトラッキング
日本語で言うと「オウム返し」と同じです。
バックトラッキングとは、相手の言ったことを出来るだけ多く使って返すようにします。
ポイントは3つです。
相手の話した「事実」を返す。
相手の話した「感情」を返す。
相手の話を要約して返す。
出典:日本NLP協会
「嬉しかったでしょう?」とか「悔しかったですよね」など相手の事実や感情を言葉で言うことで、相手の感情に寄り添っている感覚を相手に与えることができます。
話が長い場合は、じっくり聞いた後に要約して「~ことだよね?」ということで、相手は自分の話がよく理解され、受け入れられているという感覚を持ちます。
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まとめ
ラポールテクニックはいつでも人と接する機会さえあれば練習できます。
ペーシング、ミラーリング、バックトラッキングを取り入れて、人生の中で最重要スキルといっても過言ではない、コミュニケーションスキルを上げていきましょう。