顔のテカリが気になる人へ 7つのテカリ対策を紹介!
暑くなってきたり、湿度が高くなると汗をかきやすくなるので、顔のテカリや化粧崩れが気になりはじめますよね。
ふと窓に映った自分の顔がテカテカしていると慌てて化粧直しをしたくなりますが、そのテカリ対策大丈夫でしょうか?
ケア方法の間違いはさらなるテカテカの元なので、まずはその間違った対策を見直していきましょう。
その上で、誰でも出来るテカテカ対策の7つのポイントを紹介していきます。
勘違いしやすいテカリ対策とは
顔のテカリでお悩みが多いのが、Tゾーンですね。
鼻や額は皮脂の分泌量が多いため、念入りにケアをするという人も多いと思います。しかし過剰なケアは、皮脂の分泌を促してしまう可能性もあります。
”気になるからといって過剰なケアをしてしまう事”こそが、勘違いの原因なんです。
よくある勘違いを4つご紹介します。
タブル洗顔をする
ダブル洗顔は、肌の潤いを守るための皮脂もすべて流してしまいます。肌を守るための皮脂がなくなると、より多くの皮脂を出して保護しようとするため、洗顔のし過ぎは逆効果になります。
※洗顔料を使用している場合ですので、使用しない場合はお肌の状態を見ながら判断してください。
ゴシゴシ洗う
ゴシゴシ洗うのというのは、泡の少ない状態で顔を何度も擦ることということです。
肌に摩擦が多くなると、皮膚が硬くなったり、シミができたり、キメが崩れる原因にもなります。
キメが崩れると皮脂を肌全体にいきわたらせるための溝が壊れてしまい流れ出してしまうため、テカってみえやすくなってしまうんです。
ゴシゴシ洗いは早くやめましょう。
もちろん、洗顔後などのタオルもゴシゴシ擦るのはNGです。
毛穴パックを頻繁にする
毛穴パックなどは特に過剰なケアの一つで、無理やりと抜き取ってしまうことで毛穴が開いたままになってしまい、乾燥を防ぐためにより多く皮脂を分泌させてしまいます。
どうしても毛穴パックをしたい場合は、2週間~3週間に1回程度にしておくのがおすすめです。
あぶらとり紙を多用する
あぶらとり紙は皮脂をしっかりと取れる優れものなのですが、取り過ぎてしまうと逆効果になります。
ダブル洗顔と同じで、皮脂の取り過ぎは皮脂の過剰分泌を促してしまいますので、使用頻度は減らすことをおすすめします。
正しいテカリ対策 7つのポイント
テカリ対策としては間違ったケアをやめることで正しいテカリ対策になっている部分もありますので、簡単に取り入れられるはずです。正しいケア方法を7つのポイントにまとめてみました。
ポイント1.洗いすぎない洗顔をする
クレンジングや洗顔時にぜったいに守ってほしいのが、擦らないこと。
スキンケアの中で、擦るという行為は摩擦で肌を傷めてしまうためデメリットしかありません。
ですから、クレンジングや洗顔時はできるだけ短時間で、キメの細かい泡で洗顔するようにしましょう。
ポイント2.洗顔はしっかり洗い流す
肌にやさしい洗顔をしても、洗い流しが十分できていないと肌荒れやニキビなどのトラブルのもとになります。
あごのラインや小鼻、髪の生え際など十分に流しましょう。
ポイント3.浸透率を高めて保湿をする
肌のキメが整っている場合は、皮丘がふっくらとしていて、皮溝があり皮脂が流れ出すことはありません。
しかも、皮丘がふっくらしていれば、毛穴も目立たなくなります。
テカリを防止し、毛穴の目立たない肌を目指すためにも、保湿が必要になります。
そこで、おすすめしたいのが馬油です。
馬油は、人間の皮脂と構成が似ているため、肌への浸透率が高くターンオーバーを促す働きがあります。ですから、馬油と化粧水を組み合わせて使う事で保湿力も高まります。
ポイント4.テカリが気になったらティッシュと化粧水
テカリを気になったら、あぶらとり紙ではなくティッシュで押さえる程度にすると、皮脂の取り過ぎを防げます。
余分な皮脂をとったら、スプレータイプの化粧水で保湿をし全体になじませましょう。
ポイント5.メイク直しはほどほどに
ファンデーションを塗らない方が、肌への負担が少ないのですがやはりファンデーション無しというわけにもいきませんよね。
ですが、メイク直しでファンデーションを塗り重ねるよりは、ポイント4で紹介したティッシュと化粧水で肌を整えることからはじめてみてください。
そのうえでどうしても必要な時だけファンデーションを重ねるようにしましょう。
ポイント6.食事によるケア
ファストフードや揚げ物といった油の多い食べ物はできるだけ避けた方がよいといわれています。
肌の代謝を助けてくれる、ビタミンAやビタミンB2を含んだ野菜やフルーツを積極的に摂るようにすると良いようです。
特に和食の調理法は油の使用がすくなく、バランスがとれていますので、和食の回数を増やしてみてはいかがでしょうか。
ポイント7.ストレスを溜めない
ストレスを感じると「男性ホルモン」が活発になるため、皮脂の分泌が活発になると言われています。
ですから、ストレスを溜めこまないためにも、睡眠を十分にとるとか、好きなことをやる時間を作る、運動するなどといったストレス発散できる環境を作るようにしていきましょう。
7つのテカリ対策はいかがでしたか?
過剰なスキンケアは、肌へのダメージにもなりますし、テカリの原因にもなります。
正しいスキンケアでキメの整った肌を育てることで、皮脂の過剰な分泌も少なくしていきましょう。