正月太り解消法!脂肪になる前にリセットするための13の方法
お正月はおせちやお餅、普段は食べないようなごちそうが並びますよね♪
太るとわかっていても食べてしまう・・・しかも寒いから動きたくない・・・
そうです!その結果があのビックリするような体重やパンパンなフェイスラインに(泣)。
「やってしまった~」という正月太りを定着させる前に、即効リセットを期待できる方法を紹介します。
お正月太りが多い理由とは
なぜ正月太りをするのかというと・・・
単純に食べる量と消費する量のバランスが悪いことだけが原因ではありません。
実は、おせちやお雑煮など塩分を使う料理がとても多いため太りやすいといわれています。
料理を長持ちさせるための工夫ではありますが、この塩分が正月太りを加速させているんです。
塩分が正月太りに関係している!?
塩分が多いことでの体への影響といえば、生活習慣病と考えがちですが、実は太る原因として塩分過多も影響しています。
塩分で太る理由は、むくみにあります。
簡単にまとめると、
- ナトリウムは、細胞の外側で浸透圧を支配している
- カリウムは、細胞の内側で浸透圧を支配している
という働きがあり、ナトリウムとカリウムの濃度バランスが均一ならば正常な細胞の状態ということです。
塩分が増えると、細胞外のナトリウム濃度が上がるので、細胞内との濃度バランスが崩れて浸透圧に差ができ、
ナトリウム>カリウム
となるため、細胞内液がどんどん外に流れ出てしまいます。
減ってしまった細胞内では水分不足になるため体内に水分取り込むように働きますが細胞の浸透圧に差があると、細胞内に取り込めないので、細胞の外側に水分が溜まってしまい、むくみが発生してしまうのです。
むくみで体重が増えるなんて想像できませんか?
ひどい場合は数日で10kg増加する人もいるというので、あなどれないものなのです。
しかも、ダイエットの大敵セルライトを発生させてしまう原因もむくみにあるといわれています。
お正月前の状態にリセットするためにも、まずはむくみの原因になる塩分対策をしてむくみの解消からはじめていきましょう!
正月太りをリセットするための13カ条!
私たち日本人は世界中でも塩分の摂取量が多いといわれているので、日ごろから塩分は少なめにするような意識を持っておくとよいですね。
むくみの解消方法は、内側からと外側からの両方のアプローチが効果的です。
簡単なことばかりですのでぜひチャレンジ見てください!
食べ物編
薄めの味付けになれる
濃い味付けに慣れていると、薄味が味気なく感じてしまうかもしれませんが、2週間ぐらい続けているうちに味覚が変化し始めます。
味を感じていなかったとしてもだんだん慣れていきますので、塩デトックスだと思って続けていきましょう。
汁物、スープにする時はダシをたっぷり使う
外食する時は味の濃い汁ものは少しにしておき、家で作る時は、出汁をしっかりとっておくことで薄い味付けでもうまみが増して美味しくなります。
加工食品は控える
ハム、ソーセージ、かまぼこなどの加工食品は、製造時に塩を使用してます。
そのまま食べてもおいしいものは、たいてい塩分が含まれていますので、頻度を減らすようにしましょう。
後からつける味付けは、つけて食べる
ソースや醤油を上にかけてしまうと、どのぐらいの量を使ったのかがわかりにくいですよね。
小皿や脇に添える事で、使用した量を測りやすくなります。
酸味のあるものを使う
レモンなどの柑橘類やお酢を使うと酸味が塩分をカバーしてくれますので減塩しても美味しくいただけます。
魚介類や揚げ物、お酢の代わりにご飯にかけても爽やかなお寿司のようになります。
スパイスや香草をたっぷり使う
カレー、みょうが、大葉、ネギ、しょうが、パクチーなど香りが強い物を使用することで、減塩による味の薄さをカバーしてくれます。
体を温める効果のあるので、代謝アップ効果も期待できます。むくみをとるためにもぜひ取り入れてほしいものの一つです。
野菜や果物、海藻をたくさん食べる
むくみの原因である塩分は、ナトリウムが多いためこれを排出するために活躍する成分が、カリウムです。
カリウムは野菜や果物に多く含まれていますので、野菜や果物、海藻を多く摂るようにしましょう。
食事の際の食べる順は、野菜から食べるようにすると先に食物繊維が胃腸に届きますので、太りにくい体質をつくるためにも役立ちます。
水を飲むようにしましょう
むくみ解消やダイエットには、適度な水分補給が重要です。
体にたまった水分が多いからといって、水分を控えれば解決するものではありません。体内の水分濃度のバランスが崩れてしまうことが原因ですので、飲む際には注意が必要です。
このように、水分の補給をする際はカフェインが含まれていないもの水を選ぶようにしましょう。
生活編
体はできるだけ締め付けない
締め付けの強い服や下着、靴などは、血管を圧迫してしまいますので、血液の流れが悪くなります。特に長時間同じ姿勢でいる場合などはしめつけの少ない物を着用するようにし、血流をよくし、代謝をあげ溜まった水分を排出していきましょう。
入浴はぬるめのお湯にする
むくみ解消やダイエットには体を温めたり、水圧で血流を良くすることができる入浴がおすすめです。
入浴が難しい場合は、足湯だけでも効果が期待できます。むくみ解消におすすめの温度は、38~40度ぐらいのぬるめのお湯です。ゆっくり浸かることでリラックス効果もあります。
マッサージやストレッチをする
血流を良くするために、マッサージ、ストレッチをしましょう。
お風呂上りであれば、すでに血流が良い状態ですのでより効果的です。
仕事や家事をしていても、少し体をストレッチさせるだけでも気持ちの良い物ですので、同じ姿勢がつついていると感じた時は
- 両手を上に上げて前後左右に上半身を動かす
- 上半身をひねって後ろを見て10秒キープ(左右やってください)
- 座っている状態であれば、両足を椅子の高さまで上げつま先を前後に動かす
などといった簡易的なストレッチをするのもおすすめです。
ふくらはぎを鍛える
ふくらはぎは第2の心臓といわれ、血流を心臓へ押し上げる働きがあります。
筋肉が弱くなるとこの機能が落ちてきてしまうので、ふくらはぎの筋肉は鍛えておきましょう。
スクワットや運動も大切ですが、日々の生活で歩く時間を増やしたり、エスカレーターではなく階段を使うようにしてみるとよいと思います。
睡眠時間はたっぷりとる
睡眠中は1日の疲労物質を分解し排出させるという働きもありますし、寝ていれば食べませんからダイエットに最適ですよね。
しかも、睡眠時間はダイエットに欠かせないホルモンが分泌される大切な時間です。
- 成長ホルモン
代謝促進や細胞の合成を促すホルモンです。眠りはじめから3時間くらいの深い睡眠中に多く分泌されるそうです。 - コルチゾール
脂肪や糖質を分解するといわれているホルモンです。睡眠の後半~明け方あたりに多く分泌すされるそうです。 - レプチン
食欲のコントロールやエネルギーの基をコントロールするホルモンです。レプチンが少ないと、食欲を抑えにくくなったり、脂肪細胞からエネルギーを使うといったコントロールが鈍くなるといわれています。睡眠時間が5時間以下の場合はレプチンが少ない人が多いそうです。
正月太り解消法はいかがでしたか?
むくみを解消するだけで、体重をおとすことができますし、見た目もかなりスッキリします。
むくみを放置してしまうと痩せにくいセルライトを作ってしまうことにもなりますので、できるだけ早くリセットしてしまいましょう!
今回は13の方法に分けてお伝えしましたが、「覚えきれない!!」と感じる方のためにポイントを5つにまとめました。
塩分を控える
野菜、果物、海藻を食べる
体を温める
ストレッチ、マッサージなどで循環を良くする
睡眠時間はたっぷりとる
正月についてしまったものは、できるだけ早くリセットしておくことが今後のダイエットの助けになると思いますよ!