シミを消したい人がやっていないことはじめませんか?
夏に浴びた紫外線で出来た肌のダメージは、1カ月~2カ月のターンオーバーを繰り返すことで表面に現れますので、9月~11月になってからシミが目立っているように感じるようです。
浴びてしまった紫外線を無かった事にすることはできませんが、早めのシミ対策をしておくことで夏に蓄積されたメラニンを抑えることもできますし、シミの出来にくい肌に育てることも出来ます。
シミを消したい人や、新しくシミを作りたくない人におススメの対策をご紹介していきます。
シミを消したい人が実はやっていない対策
”シミを消す方法”として注目されている方法には、
- ハイドロキノン入りのクリーム
- ビタミンC誘導体入りの化粧水
- レーザー治療で肌を焼いてターンオーバーを早める
などがありますよね。
紫外線でダメージを負った肌ですから、保湿やターンオーバーを促す栄養を外側から入れ、ターンオーバーを促す手助けをすることは必要なことですし、レーザーで強制的にターンオーバーを促すというのも確かに効果的な方法だと思います。
ですが、本当にそれだけでよいのでしょうか?
紫外線は表皮だけでなく、真皮層にも届く波長があるため、肌の内側では、紫外線で活性酸素がつくられ、活性酸素から細胞を守るためにメラニン色素が発生させるため、またシミができてしまいます。
終わらないシミの恐怖・・・となってしまいそうですよね。
そこで、根本的なところから治すためにおススメしたいのが、内側からのシミ対策です。
そもそも肌のターンオーバーがしっかりできていれば、シミやそばかすをどんどん外側に押しだしてくれるためこんな心配をする必要はありません。
肌のターンオーバー周期を整え、メラニンの過剰生成を抑えるためにも、体の内側からのケアは大切になります。
シミの無い綺麗な肌を育てるためにおススメしたいのは、食事対策です。
シミを薄くするために続けたい食材とは
シミを薄くするために続けると良い食材は、抗酸化作用の強い食材と肌のターンオーバーを促す食材です。
私たちの体では日常の生活をしているだけでも活性酸素が発生しますし、紫外線など外から受ける刺激によっても活性酸素が発生します。
毎日発生する活性酸素を食材で抑えるとなると、
抗酸化作用のある食材を選んで積極的に取り入れること
が大切です。
毎日摂り続けることが重要ですので、何か1つの抗酸化作用や肌のターンオーバーを促す食材を集中的に食べるのではなく、色々な食材から摂取できるようにしみてください。
シミが薄くなるという噂のスーパーフード
ゴジベリー
ゴジベリーとは、クコの実の事です。杏仁豆腐に必ずのっている赤い実ですね。
中国では「不死の実」として滋養がありアンチエイジングの効果が高いことや、漢方薬に使われるほどのスーパーフードだけに、その作用は、抗酸化作用、滋養強壮、美肌効果、血圧を正常化、胃腸病の改善などがあると言われています。
ゴジベリーは、1日5g(約28粒)の1週間食べ続けると、”シミができにくくなる”という研究結果を大手化粧品会社が発表したことからも注目が高まっている食材といえます。
ゴジベリーの美容に良い栄養素
では、どんな成分がシミを出来にくくするのかというと、ゴジベリーが持っている栄養素の力が関係しています。
ゴジベリーには100種類のビタミンやミネラルが含まれていると言われていますので、美容に欠かせない栄養素を一部紹介します。
ビタミンC、ルチン、タンニン、ゼアキサンチン、βカロチン
アルギニン、グルタミン酸、アスパラギン酸、ビタミンB1
ビタミンB2、ニコチン酸、ベタイン、フィリイエン
栄養素だけを見てもピンと来ないかもしれませんが、肌の代謝をあげるために必要な成分が豊富に含まれているということになりますので、シミだけでなく美肌を目指すならぜひ摂っておきたい食材といえます。
ですが、ここで1つ注意点があります。
実は、このゴジベリーを”食べてはいけない人”もいるので、自分が当てはまるかを確認してから食べるようにしてください。
ゴジベリーを食べてはいけない人
こんなにすごいスーパーフードを”食べてはいけない”とはどういうことでしょうか?
その理由は、べダインという成分にあります。
このベタインには良い部分もありますが、危険な部分もあります。
べダインには、月経促進や人工中絶薬の作用をする成分があるため、特に注意が必要なのが、妊婦や授乳中、妊娠を希望中の人に対しては避けた方がよいということです。
しかも、クコの実は長さ1cm弱の小さなナス科の植物の実で、ナス科の植物は身体を冷やすので、妊婦や胃腸が弱い人には下痢や腹痛が起こることもあるので、あまりおすすめできません。
ご自身の体の具合をみて、食べ過ぎずに推奨されている量で続けるとよいでしょう。
サーモン
サーモンは、良質なタンパク質、アスタキサンチン、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)などの不飽和脂肪酸、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンEなどの様々な栄養素が含まれていおり、美肌効果、疲労回復、眼精疲労回復、抗酸化作用などの効果が期待できます。
この成分の中で注目したいのが、アスタキサンチンです。
アスタキサンチンには、ビタミンEの約550倍、β-カロテンの40倍もの効果があることがわかっています。
また富士フイルムの解析技術センターによる研究の結果、アスタキサンチンのパワーは、現在、美容界やスポーツ界で注目されているCoQ10の約1,000倍にもおよぶことがわかりました。
効率よく美容成分が摂れるおススメの食材といえます。
食べ方については、アスタキサンチンは脂溶性ですので、油で調理して食べることで吸収率が良くなりますし、レモン(ビタミンC)や大豆(ビタミンD)を一緒にとると相乗効果があると言われていますので、メニューを考える際に取り入れてみてください。
ブロッコリー
ブロッコリーは、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、葉酸、ビタミンK、カリウム、クロム、ビタミンU、インドール化合物、スルフォラファン、フラボノイドなど大変豊富な栄養素がふくまれており、抗酸化作用、美肌効果、貧血、冷え性に効果があると言われています。
ブロッコリーのビタミンCは熱で壊れ流れ出てしまいますが、電子レンジで調理するとかなり防げますのでおすすめです。また、ビタミンAやビタミンEは熱にも強いので、油を使った炒め物やサラダに入れてドレッシングやマヨネーズをかけて食べるのがオススメです。
ブロッコリーはアンチエイジングはもちろん、妊活中の方にもおすすめの食材といえます。
キャベツ
キャベツは、ビタミンC、ビタミンUやカルシウム、食物繊維、カロテンやカリウム、葉酸などアンチエイジング、肌荒れ、疲労回復、免疫を高め病気の予防にも効果的と言われています。
ビタミン類は水溶性で熱に弱いため、出来るだけ生で食べるか、ポトフやお味噌汁など知るも一緒に摂るようにすると栄養をしっかり吸収できるようになります。
生で食べる時はコールスローなどであれば、量も減りますし食べやすくなりますし、人が集まる時にも取り訳が簡単でおすすめです。
栄養素ごとの食品一覧
これまで紹介してきた食材以外にも多くの食材に抗酸化作用やターンオーバーを促すものがあります。
食材の種類は偏らないようにすることが大切ですので、多くの食材を組み合わせてみるようにしましょう。
- ビタミンC
キャベツ、ブロッコリー、レモン、キウイ、アセロラなど - ビタミンE
筋子、いわし、たらこ、うなぎ、アーモンド、コーン油、菜種油など - βカロチン
しそ、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、春菊など - ポリフェノール
チョコレート、りんご、バナナ、赤ワイン、緑茶、豆乳など - リコピン
トマト、スイカ、ピンクグレープフルーツなど - アスタキサンチ
桜エビ、紅鮭、いくら、金目鯛など - コエンザイムQ10
牛肉、豚肉、鶏肉、レバー、キャベツ、ほうれん草など - ゼアキサンチン
パプリカ、鶏卵、トウモロコシ、パパイヤ、マンゴーなど
ビタミンA、C、E(ビタミエース)は美肌を作るビタミンとしても有名ですし、一緒に摂ることで相乗効果があると言われています。
できるだけこういった食材を毎食取り入れるようにすることでシミを内側からシミを増やさず、薄く出来る様な身体を作っていきましょう。
自宅でできるシミを消す対策方法はこちらをみてくださいね。
まとめ
シミを消すたい時にはじめるのは、外側からのスキンケアと内側の環境を整えることです
両方をやるらこそ肌のターンオーバーは正常に機能するようになります。
ターンオーバーさえしっかりして入れは年齢に関係なく肌は再生をするように働き始めますので、毎日のケアを続けてみてくださいね。