シュガースクラブで美肌習慣 人気の秘密3つのポイント
シュガースクラブは、フェイスケアやボディケアどちらにも使えて、もっちり、しっとりとした肌になれると人気ですね。
もともと古くから傷の治癒などに薬として使われてきた砂糖を使った美容法は、海外でも人気の美容法です。スクラブというと角質除去に使うだけとイメージしてしまいますが、実は角質除去だけではないスゴイ効果もたくさんあります。
シュガースクラブの効果と家にある材料で簡単に作れるお手製シュガースクラブの作り方と使い方を紹介していきます。
シュガースクラブとは?
一般的にシュガースクラブというと、砂糖とオイルを混ぜてつくられています。
シュガースクラブは美容だけじゃないスゴイ効果がある!
古くから、日本、古代インドや、ヨーロッパでは医療薬としても用いられてきた砂糖ですが、今でも床ずれの治療薬にも70%砂糖が含まれていたり、赤ちゃんの掻き傷の改善としてシュガースクラブが有効と使用されています。
肌の悩みを助ける効果がたくさんあるということですね。
砂糖のスゴイ効果としては、
- 砂糖の保湿効果で乾燥肌にも効果的
- 砂糖がニキビの原因ニキビダニを撃退
- 砂糖の粒子で古くなった角質を剥がし肌をツルツルに
- 粒子が細かいので、水に溶けやすく刺激が少ない
- 刺激が少ないので、赤ちゃんから肌の弱い敏感肌にも使用出来る
- 傷を直す効果があるので、アトピー改善
スキンケア用品として、優れた効果のある砂糖に目から鱗の人も多いはずです。
低刺激で傷の治療薬としても、保湿性に優れ、浸透力の高い砂糖を使ったモノが多いのも納得です。
簡単に今すぐ作れる!シュガースクラブレシピ集
簡単!安心、安全なお手製シュガースクラブ作りしましょう。
使用する砂糖やオイルは特に決まりはありませんので、好きな砂糖やオイルを使用してよいと思います。もちろん、家にある材料からはじめるというのもよいと思います。
よく使われている砂糖としては、てん菜糖、三温糖、黒糖などが人気があります。
また、オイルで人気なのはオリーブオイル、ココナッツオイル、グレープシードオイル、アボカドオイル、ホホバ種子油などですが植物性の油であれば何でも使用できます。
シュガースクラブの基本の組み合わせ
「砂糖のみ」
ケアしたい部分を濡らし、濡れた部分に砂糖をクルクルと馴染ませるだけの方法です。
(砂糖の種類)
色んな種類の砂糖がありますが、一番身近にある上白糖や、ミネラルが豊富に含まれたブラウンシュガーや甜菜糖が人気で、
粒子の粗いグラニュー糖は刺激が強くなるので、避けた方がベストです。
「砂糖+はちみつ」
- 砂糖とはちみつは1:1の容量で混ぜ合わせる。
(はちみつ)
砂糖の効果の他に、プラスして保湿性がよりアップし、消炎効果も高く、殺菌、抗菌作用があります。
特にはちみつで作ったシュガースクラブは、リップケアに使うとプルプルなくちびるになれます!
濃厚な組み合わせとしては、黒糖とはちみつで作ったシュガースクラブは、香りも濃いですが流した後のしっとりしたプルプル感は感動的でした。
「砂糖+オイル」
- スクラブが多めが好きな場合は、砂糖:オイル=2:1で混ぜ合わせる。
- 刺激が少ない方が良い場合は、砂糖:オイル=1:1で混ぜ合わせる。
砂糖のみより、保湿性や抗菌作用が高くなり、肌への負担も軽減出来ます。
その時の気分や、悩みに合わせてエッセンシャルオイルを変え、シュガースクラブ作りが出来るのも手作りならではです。
(オリーブオイル)
皮脂に近い保湿成分が豊富に含まれており、肌の保湿や肌トラブルの軽減作用を持ち、抗酸化作用があるので、肌の老化を遅らせてくれます。
(ココナッツオイル)
母乳成分でもあり、抗菌活性のラウリン酸とビタミンEが豊富に含まれており、活性酸素を除去する効果があります。
また、低刺激で、アトピーやニキビにも効果的で、酸化し難いオイルとして、ケア用品に多く用いられている今話題の注目オイルです。使用する場合は、湯煎などで温めて溶かしてから混ぜ合わせましょう。
※割合に決まりは無いので、自分の肌や状態に合わせて、上記割合を目安に調整していくのがオススメです。
シュガースクラブのレシピ
砂糖+ベビーウォッシュ+ベビーオイル
赤ちゃんにも使えると人気のあの、ベビーオイルとベビーウォッシュを混ぜて作ります。
<材料>
- 好みの砂糖 ・・・ 1.5カップ
- ベビーオイル ・・・ 40ml
- ベビーウォッシュ ・・・ 40ml
<作り方>
全てを一緒に混ぜるだけです。
ベビーウォッシュが入っているので、体を洗う時に使用できます。
シュガースクラブ石鹸レシピ
週1のボディソープとして使えば、体全身つるつるモチモチ肌に。
<材料>
- 好みの砂糖・・・1カップ
- 好みオイル・・・1/4カップ
- 石鹸 ・・・1/2カップ
- 好みの製油・・・2~3適
<作り方>
- 細かく刻んだ石鹸とオイルを電子レンジ(約10秒程度)か湯煎で溶かします。
- 溶かしたものに、砂糖と製油を混ぜ合わせ、好きなシリコン型へ流し入れ冷凍庫で30分寝かします。
- 固まったら密封性の高い別の保存容器に収納する。
リップハニーシュガースクラブレシピ
先ほども紹介しましたが、はちみつには殺菌作用や抗菌作用、消炎作用があります。
- 好みの砂糖 ・・・小さじ2杯
- はちみつ ・・・小さじ1杯
- 好みのオイル・・・大さじ1杯
上記材料を混ぜ合わせる。
コーヒーハニーシュガースクラブレシピ
コーヒーに含まれるカフェインにはセルライト予防や脂肪燃焼の効果があります。
- 出からしコーヒー豆・・・大さじ4
- 好みの砂糖 ・・・大さじ2
- 好みのオイル ・・・大さじ6
- はちみつ ・・・大さじ1
上記材料を混ぜ合わせる。
シュガースクラブの使い方&注意点
シュガースクラブは、低刺激で敏感肌の人にも使えますが、部位によっては、皮膚が非常に薄い部分もあるので使い方には注意が必要です。
シューがースクラブの使い方
使う部位ごとの使用方法を紹介します。
ハニーシュガーでぷるぷるリップ
- 唇を濡らします。
- 指先でクルクルと唇をやさしくマッサージします。
- そのまま2~3分程度放置し、軽く拭き取る程度でOKです。
シュガースクラブで肘、かかとケア
- 綺麗に体を洗います。
- シュガースクラブをかかとや肘などの気になる部分にのせて10回程度円を描くようにクルクル撫でます。
- そのまま2~3分程度放置してから流します。
全身ケア編
- ケアしたい部分は、先に綺麗に洗い流します。
- シュガースクラブやさしく全体に馴染ませます。
※顔の場合は、皮膚の薄い目の周りは避けましょう。 - そのまま2~3分放置して洗い流しましょう。
頭皮ケア編
- 頭皮や髪をお湯で洗い汚れや皮脂を落とします。
- シュガースクラブを頭皮にマッサージするように馴染ませます。
- 馴染ませた状態でそのまま5分程度放置します。
- お湯でシュガースクラブを洗い流し、シャンプー→トリートメントと普段のケアします。
頭皮の乾燥改善や、血行促進効果もあり、フケや抜け毛の改善効果もあります。
シュガースクラブの注意点
いくら効果があっても、シュガースクラブのし過ぎは、逆に肌を痛めてしまいます。
シュガースクラブを行う頻度は、1週間に1度か、肌の弱い人は、2週間に1度にしておきましょう。
また、シュガースクラブはゴシゴシと肌に刷り込むのはNG!肌に馴染ませるように、やさしくしましょう。
シュガースクラブは買って使いたい人へ
簡単に作れるシュガースクラブですが、もちろん市販商品もあります。
人気のブランドから出ているシュガースクラブはちょっとお高めですが、心からリフレッシュできる香りのアイテムが揃っています。
SABONのシュガースクラブ パパイヤ・ネクタリン
スクラブ系で人気といえば、SABONですよね。SABONはソルトスクラブだけでなく、シュガースクラブもあります。ブラウンシュガーを使ったフルーツ系の香りのスクラブです。強い香りが苦手な人はやめておいた方がよいかもしれません。200mlで6000円。
L’OCCITANEのリバイタライジング ボディスクラブ
爽やかな柑橘系の香りで、バスタイムが楽しくなるスクラブです。角質をオフしながらも、オイル感が強いのでよく流してもしっかり保湿してくれます。20gで5500円。
john masters organicsのL&Pリラックスボディスクラブ
オーガニック製品で有名なジョンマスターズオーガニックのスクラブは、シュガー(スクロール)でやさしく古い角質をオフしながら贅沢な香りで癒しを感じさせてれます。香りの種類は3種類で、ラズベリー&オレンジ、ラベンダー&パルマローザ、レモン&ライムがあります。136gで3780円
まとめ
いかがでしたか?
スクラブで角質をオフする方法として、シュガースクラブはとても刺激の少ない扱いやすいアイテムだと思います。スクラブ効果と保湿効果などを体感するだけであれば、家にある材料で今日から試すこともできるので、お金をかけずに効果を確認することができます。
お肌の状況によって合わない方もいるかもしれませんので、お金をかけずに試せるのは安心できますよね。
効果を実感できるようになったら、香りをプラスしてみたり、砂糖やオイルの種類を変えて楽しんで使ってみてください!