肌のキメが美肌の鍵!!崩れたキメを復活させる3つのポイント
透明感のある赤ちゃん肌、多くの女性があこがれますよね!
そんな美肌の鍵は、肌の肌理(キメ)にあります。
肌がきれいに見える条件は、キメが細かいこと、キメが整っていることが重要なんです。
肌のキメが乱れると、美肌を保つための保護機能が失われていることになりますので、シミ・シワ・たるみ・くすみ等の肌トラブルや肌が荒れやすくなります。肌が荒れるとさらに肌トラブルを起こしてしまうので悪循環になってしまいます。
しかし、肌は再生を繰り返していますので復活できるんです!
この悪循環をなくして赤ちゃんのようなキメの整った肌に復活させる3つのポイントを紹介します。
赤ちゃん肌になる為に必要なキメ(肌理)とは?
肌のキメは、肌の外側の表皮と呼ばれる0.02mmの部分で、
肌表面にある細かい線を皮溝(ひこう)、平らな部分を皮丘(ひきゅう)、毛穴が毛孔(もうこう)で構成されています。
- キメが整った肌: 皮丘が、規則的に小さな三角形の形で並んでおり、皮溝の幅が細かい状態。
- キメが粗い肌 : 皮丘が大きく乱れていたり、皮溝が広く深くなっている不揃いの状態。
出典:女子カレ
一目瞭然な違いがありますよね。
キメが整っていると、皮溝が細く、皮丘がふっくらしているので、毛孔が目立たなくなり毛穴が見えにくくなります。
毛穴を小さくすることに注目しがちですが、皮溝や皮丘をととのえることが毛穴を目立たなくさせるためにも大切な事なんです。
しかも、健康な肌は外からの刺激や異物から守ってくれますし、肌内部の水分や、体液などを漏れないようにする役割があるので、美肌を目指すには整ったキメが1番重要なのです。
キメの乱れる原因とは?
キメの細かさは、生まれつきの肌質に左右される部分はありますが、乱れたキメの原因は様々です。
キメを乱れさせてしまう原因を知らないとどんなにケアをしても無駄になってしまいますよね?
まずは肌のキメを乱す原因をチェックしてみましょう。
乾燥
乾燥した土は、ヒビだらけですよね。それと同様に乾燥した肌は、ターンオーバーも乱れた状態で、角質層に隙間が出来た状態になります。
乾燥した肌は防御力を失い、外側からの刺激にダメージを受けて炎症を起こしやすくなったり、肌を守るバリア機能が保てない状態ですので、肌内部の水分などを保てなくなり、肌荒れ、シワのもとになってしまいます。
洗顔やクレンジングなどの摩擦
肌の角質層は、0.02mmで、サランラップと同じ薄さです。かなり薄いのが分かりますよね。
ちょっとした摩擦でも角質は剥がれて、キメは乱れてしまう可能性が大きい!
ですから、洗顔やクレンジングはやさしく、擦りすぎないことが鉄則です!!
洗顔後に使用するタオルもゴシゴシ拭くと、摩擦で角質が剥がれて、肌が炎症を起こしターンオーバーが乱れてしまう原因に!
肌が炎症を起こすとキメの乱れだけではなく、メラニン細胞が活性化し、メラニンが増殖してシミの原因にもなってしまいます。
間違った洗顔や、クレンジング法を毎日行っていると、キメの乱れだけではなく、シミやくすみといった肌トラブルの原因になってしまうので、キメのある肌とは程遠い肌ケア方法は今すぐやめておきましょう。
紫外線でうける刺激
紫外線が肌に与える影響は、UVA波、UVB波で違うのを知っていますか?
- UVA波は、
肌の奥にある真皮層まで届き細胞にダメージを与えてしまう為シワやたるみのもとになると言われています。 - UVB波は、
肌の表面にある表皮へのダメージが強く、日焼け、シミ、そばかすに大きく影響を与えています。
どちらも肌へのダメージを残します。
防ぐことができる紫外線も何もしなければ、どんどん蓄積されしまいます。直接的な肌へのダメージだけでなく、肌のターンオーバーサイクルも乱れてしまいますので、日々の対策は忘れずにしておきましょう。
紫外線対策の詳しい内容はこちらで説明しています。
関連記事>>日焼け止めの乾燥とかぶれは使い方の勘違い!?
ターンオーバーの乱れ
私たちの肌のキメは、遺伝で決まっているキメの細かさがあります。
キメの細かさは変えられませんが、キメを常に整えておける状態はつくれます。その状態をつくるのが、ターンオーバー(肌の新陳代謝)です。
私たちの肌は、細胞分裂しながら「基底層」→「有棘層」(ユウキョクソウ)→「顆粒層」(カリュウソウ)→「角質層」へと移動しながら絶えず細胞が生まれ変わる作業を繰り返しています。
ターンオーバーのサイクルは健康な肌で、28日周期。
このサイクルの乱れると、キメの乱れにつながっていきます。
ターンオーバーは、周期が遅くなっても、早くなっても悪い影響があります。
- サイクルが遅い
角質層の古い角質がいつまでも排出されないため、角質層が溜まり厚くなり、肌のくすみ、透明感のない、毛穴が目立った肌になる。 - サイクルが早すぎる
細胞が未熟な状態の場合は、角質を落とすための分解酵素の分泌が少ないため細胞を重ねて生成するため、余分な皮脂を排出しにくくなるため、ニキビができやすくなったり、肌バリア機能が弱くなる為、ターンオーバーサイクルを乱しやすくなるといわれています。
ターンオーバーの周期は人によって前後すると思いますが、基本的な周期は28日といわれています。
生活習慣の乱れや精神的なストレスなどが影響してきますので、ターンオーバーを整えるためにも昼夜逆転の生活や暴飲暴食は控えるようにしましょう。
崩れたキメを復活させる3つのポイント
キメを復活させるにはどうしたらよいかというと、角質培養をすることがキメを復活させる最大のポイントになります。
角質培養をするということは、肌が薄くなり角質層のバリア機能が落ちてしまった状態を健全に育てることです。
方法は簡単です。
出来るだけシンプルなスキンケアをすること
これだけです。クレンジング、ダブル洗顔、化粧水、美容液、乳液、クリームなおどなど過剰なスキンケアをやめるだけでよいということです。
たくさんケアをしているのになかなか肌のキメが復活しない人は、摩擦によってダメージを受けているか、甘やかしすぎで肌の再生力が弱ってしまっているといえますので、肌が自ら再生しようと思えるようなスキンケアを紹介します。
ポイント1: キメ肌を復活させるスキンケア
どんなに肌に良い化粧品で肌ケアをしていても、肌に摩擦を与えて角質を剥がしてしまっていては、キメの乱れの元ですから、基本の肌ケアを見直すことが大切です。正しいクレンジング、洗顔、保湿方法を紹介します。
正しいクレンジングはやりすぎないこと
メイクをしっかり落とすこと、余分な皮脂や角質を落とすことがとても大切なのは何となく知っていますよね?
なんどもぐりぐり、ゴシゴシするのは絶対にダメです。
擦らない事が一番大切。
クレンジングに関しては、しっかりメイクの時はオイルやクリームで落とす必要もありますが、クレンジングをしなければ肌への負担はより少なくなります。なので、クレンジングを使用しなくても落とせるメイクにするというのも一つのポイントです。
とはいえ、バッチリメイクをしなければならないこともあります。そんな時はクレンジングももちろん必要です。
一般的にはオイルの方がクレンジング力が高いと言われていますが、自分の肌に合っている物を選ぶこと、なじませてからオフするということに気をつけておけばこだわらずに選んで問題ありません。
正しい洗顔は泡と温度に気をつけよう!
洗顔はももちろん擦るのは絶対ダメです。
スクラブや合成界面活性剤は避けた方がよいですが、それ以外はどんな洗顔を使ったとしても問題はありませんが、守ってほしい事があります。
それは、泡はきめ細かくなるまで泡立ててから使用すること。
泡を押しつけて、泡を転がすように洗えば摩擦もありませんので、肌えの負担も少ない上に毛穴の汚れもしっかり落とすことができます。
そして、しっかりぬるめのお湯で洗い流して下さい。
温度が高いと必要な油分も一緒に流してしまいますので、人肌より少しぬるいぐらいのお湯でしっかり流しましょう。肌に洗顔料が残っていると肌荒れや吹き出物の原因になりますので、十分に流すようにして下さい。
キメを整える基礎化粧品
美しいキメ肌には保湿が命!肌内部の水分が保てなければ、しぼんだ風船のように元気の無い肌になってしまいますので、たっぷりと肌が吸収するのを感じるぐらい化粧水をつけます。
おすすめは、化粧水は2回つけること。
肌の状態にもよりますが、1回つけて肌が手にすいつく感じ(くっついてくる)感じがあれば1回でも問題ありません。
乾燥していたりすると、水分が肌に浸透するのに時間がかかりますので、1度化粧水をつけたら5~10分時間をおいて、もう一度化粧水をつけるようにしましょう。
肌にすいついてくる感じがあるまで繰り返すとさらに良いと言われています。
化粧水をつける時は手のひらでゆっくりと押しつけるように。
このときも擦ってはダメなんです。マッサージをしながらというのもありますが、しっかり保湿が終わってからマッサージをするようにして下さい。十分に肌に水分が入っている状態でマッサージする方が、肌への負担が少なくて済みます。
マッサージをする場合は、何度もぐりぐりするのではなく、回数を決めて力を入れ過ぎないようにしましょう。
化粧水をつけたら、水分を逃がさないようにクリームなどで蓋をすると水分の蒸発を防げるので、より肌の保湿効果を高めることが出来ます。
基礎化粧品は、肌の状態や人によって向き不向きがありますので、特定のモノを紹介しませんが、肌のキメを整えるのに効果的と言われているのが、角質細胞間脂質の1つセラミド配合の化粧品で、しっかりと肌を保湿する事がキメを整えるのに有効ですし、活性酸素を除去してくれるビタミンCや、ビタミンC誘導体配合の化粧品もキメを整える働きがるといわれています。
化粧品の種類よりも、しっかりとしたケア方法を守ることで肌の違いを実感できるようになると思います。
ポイント2: キメ肌を復活には外からの刺激をシャットアウトする
紫外線
キメを乱す原因といても紹介した紫外線はちゃんと防ぎましょう。
紫外線は肌へのダメージをあたえますが、“メラニン=シミ”と勘違いしてしまいがちですが、本来紫外線を浴びるとメラノサイトが、メラニンを生成し紫外線から肌細胞を守る働きをしてくれますので良い面もあるんですよね。
ですが、大量の紫外線を浴びると、それに応じてメラノサイトが活性化して、メラニン生成が大量に増える事で、ターンオーバーに異常をきたします。紫外線は蓄積されていきますので、日々のUVケアが大切になります。
美肌の大敵である紫外線を防ぐUVケアを徹底しましょう!
ストレスを溜めない!
仕事や人間関係で自分でストレスに感じていることはありませんか?内面的なことですが、外側からの刺激によって受けるストレスも自律神経、ホルモン、内分泌、免疫系に影響を与えるといわれています。
自律神経やホルモンなどは肌との関係が深く、男性ホルモンが増加して、皮脂量が多くなり、活性酸素が多く生成されるので、皮脂が酸化したり、メラニンの生成が増加してしまうそうです。
他にも、ストレスは毛細血管を縮小してしまうので、血流が悪くなり、新陳代謝が悪くなるため、肌のターンオーバーの周期が崩れやすくなります。
約28日サイクルでターンオーバーが行われる肌が美肌=美しいキメ肌
という正しいサイクルでターンオーバーをさせるためにも、ストレスの発散が美肌のためには大切なことなんです。
ストレスをためないためにおすすめなのは、体を動かすことです。
他にストレス発散方法がある場合は問題無いのですが、もしも特にないのであればぜひ体を動かすようにしてみましょう。
というのも、周りで肌がきれいな人たちは何かエクササイズをしている人多いと思いませんか?
有酸素運動(ウォーキング、ジョギングなど)や無酸素運動(筋トレ、加圧など)などの運動を定期的に取り入れるとストレスの発散、ダイエット、代謝アップの効果が期待できます。
過剰な運動はストレスになる人もいますし、活性酸素を多く出してしまうので週に1~2回ぐらいの運動をして新陳代謝がスムーズに行われる体づくりをしておくと良いですね。
運動する時間が無い人は、エスカレーターではなく階段を使うとか、通勤時間に1駅分だけ歩いてみるなど生活の一部を変えてみるのも効果的ですし、スクワットなどその場で何分もかからない様なエクササイズを1日に数回やるというのも簡単にできますので、おすすめです。
ポイント3: キメを整える食生活
やはりバランスの良い食生活は美肌をつくる上では欠かせません。
外からキメの乱れを改善しようと頑張っても、細胞が健康でない限りは、根本的に改善しませんよね?
キメの乱れが気になってきたら、これらの栄養素を、毎日の食事に積極的に取り入れましょう!
- 「ビタミンC」抗酸化作用、コラーゲン生成、シミ予防
レモン、イチゴなどの果実のほか、ピーマン、ブロッコリー、ジャガイモなど - 「ビタミンA」抗酸化作用
にんじん、トマト、ほうれん草、レバー、うなぎなど - 「ビタミンE」抗酸化作用、新陳代謝の促進
アボカド、アーモンド、うなぎ、かぼちゃなど - 「ビタミンB1」糖質の代謝促進、ストレスの軽減
豚肉、うなぎ、豆腐、納豆など - 「たんぱく質」皮膚の生成
鳥の胸肉、牛肉の赤み、豆腐、納豆など
これらの栄養素を簡単に取り入れらるレシピ
簡単!トマト缶で美肌おつまみ!
油揚げを入れるという斬新さにはビックリしましたが、豆腐の変わりとして考えれば栄養素的には、鳥肉、トマト、パプリカなどを一気に取れる簡単おかずですね。
ブロッコリーを小さめに切って一緒につくればさらに栄養素プラスできそうです♪
- 材料を切ります。玉ねぎニンニクをみじん切り、パプリカを角切り、油揚げを短冊切りにして材料を一通り切って準備します。
- フライパンにオリーブオイルをひいてニンニクを香りがたつまで炒めます。
- 香りが立ってきたら、玉ねぎをフライパンに入れます。色づくまで炒めます。
- 玉ねぎが色づいてきたらパプリカを投入します。
- 今まで炒めていたものは一回フライパンから出しておきます。
- オリーブオイルをひいて今度は鶏肉を炒めます。
- 鶏肉を炒めたら、先ほど炒めてフライパンから取り出したニンニク玉ねぎパプリカたちを再びフライパンに投入して一緒に炒めます。
- トマト缶を投入します。そして油揚げもいれます。
- しばらくグツグツしてなじんできたら鍋キューブを入れます。
- オレガノやバジルやローズマリーを香り付けに入れる(無くてもOK)。cookpad
美肌☆簡単 基本の肉豆腐
【材料】
- 豚肉を炒めて火が通ってきたら、お酒、チキンクリアデラックス、お水を加えます
- 玉ねぎ、生姜、みりんを入れて沸騰してきたらお豆腐とお醤油を入れます
- 落とし蓋をして、鍋蓋もします。沸騰してきたら鍋蓋に隙間をつくり煮こぼれないようにします
- 弱火で20分程度煮たら火を止めて完成ですcookpad
超簡単☆『アボカド&豚肉サラダ』の極意
豚肉とアボカドを使ったサラダというかおかず!どちらも美肌栄養素を含んだ食材ですね。
糖質制限ダイエットをしてる人にもおすすめのレシピです。
【材料】
豚肉 150g
アボカド 1個
キュウリ 1/2本
■ 【糖質制限ソース】
醤油 大さじ2
お酢 大さじ1.5
ごま油 大さじ1.5
ごま 大さじ1
- アボカドはタネと皮を取り除いて食べやすい大きさにカット。
- 豚肉は茹でる。
- きゅうりは食べやすい大きさにカット ボウルにアボカドと豚肉ときゅうりを入れてよく混ぜ合わせてね
- 糖質制限ソース作りよ!ボウルに■を入れてよく混ぜ合わせてね〜〜
- よく混ぜ合わせたら完了だよ complete!! 器に盛り付けたら、完了よ! お疲れ様でしたcookpad
お手軽なりレシピが多かったと思いますがいががでしょうか?
特にトマト缶は凝縮されたトマトの栄養素をとれるので、牛肉(赤身)、豚肉などと合わせても効率よく、美味しく栄養を取ることができますよ!
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まとめ
キメが美肌の鍵という事をお分かり頂けたと思います。
肌のターンオーバーの周期は、20代以降急激に遅くなるといわれています。
肌トラブルや肌悩みが年齢と共に増えてきますが、過保護な肌ケアの方法を見直してシンプルにしたり、キメの乱れを起こす原因である紫外線防止、ストレスを溜めない、バランスのとれた食生活でターンオーバーの周期を整えることはできます。
毎日の生活に少しだけ気を配って、キメの整った目指せ赤ちゃん肌をめざしましょう。