梅雨のカビ撃退と困ったにならない為の対策グッズ
5月の沖縄梅雨入りから、続々と梅雨入り宣言がされていますが、ついに関東甲信地方も梅雨入り宣言がでましたね。暑くてジメジメするこの季節は床も何となく湿気を含んでいたり、ベッドや布団もカラッとしないし、汗もかきやすい!
カビやウイルスも増えるこの時期を快適乗り切るためのグッズ特集です。
湿度の移り変わりと快適な湿度
梅雨になるとべたついて気持ち悪いと感じる事も多いですよね。どのぐらいの温度と湿度だと人間が快適だと思う環境になるかと言うと季節で違いがあります。
人間が快適だと感じる温度と湿度
季節 | 温度 | 湿度 |
夏 | 25℃~28℃ | 55~56% |
冬 | 18℃~22℃ | 45~60% |
では梅雨になるとどのぐらいの湿度になると思いますか?
梅雨の平均温度
統計期間 | 1981年~2010年 |
資料年数 | 30 |
1月 | 58 |
2月 | 57 |
3月 | 60 |
4月 | 65 |
5月 | 71 |
6月 | 78 |
7月 | 80 |
8月 | 77 |
9月 | 75 |
10月 | 70 |
11月 | 66 |
12月 | 61 |
出典:気象庁より
圧倒的に梅雨から真夏、初秋の頃に湿度が高くなっていますね。この間は快適と思える湿度を超えているので汗をかきやすくなったり、洗濯物が乾きにくかったりと何かと不快な気分になりやすくなる時期でもあります。
気になるカビやダニ
梅雨になると気になるのが、ダニやカビ菌などの発生です。
雨が続くと平均湿度を大幅に超えて80%になることも多い梅雨の時期は、ダニやカビにとって住みやすい環境らしいです。
- ダニは、湿度70%以上、室温20~25℃
- カビは、湿度65%以上、室温20~25℃
- 風通しが悪いところ
梅雨になるとどうしても窓を締めるしかなくなるので、カビやダニには格好の住みかになってしまうんです。
しかもカビは発生してしまってからでは遅い!
カビは空気中にもいますし、ホコリがある場所、水分が溜まりやすい台所、洗面所、トイレ、お風呂などにはもちろんいます。カビと気づいたころは、カビは胞子を飛ばす状態になっているので飛び散らないように処理をしなくてはなりません。気づかない状態でもカビがいるので、増やさない努力が必要なんです。
カビやダニの健康被害
カビやダニが原因で起こる健康被害と言えばシックハウス症候群とかアレルギーなどは知っていると思いますが、真菌症になる可能性もあります。
シックハウス症候群
建材や家具などから出る化学物質やカビ、ダニの影響で頭痛や吐き気など様々な症状があります。
アレルギー
ダニの死骸やカビ、化学物質などの影響で湿疹、目のかゆみ、鼻水など様々な症状があります。
真菌症
カビが飛ばす胞子の影響で起こり、皮膚真菌症と内臓真菌症に大別されます。内臓諸器官にまで影響がある深在性真菌症などの内臓真菌症と、水虫が良く知られているますが他にも様々な皮膚真菌症があります。
真菌が入る場所で呼び名が変わるのですが、肺などに入ると肺炎などの危険もあるので注意が必要です。
カビの胞子はダニのエサにもなります。そしてダニの死骸がカビのエサにもなり悪循環を繰り返すことで健康被害をもたらしてくるという事なんです。
部屋のカビを作らない方法
窓を開けて換気をする
空気の通り道を作るようにして数か所窓を開けると効果的です。窓を複数開けられない場合は扇風機を窓の対角線上に起き向きを横にする事で部屋の空気の流れを作る事が出来ます。雨で開けられない場合は除湿機を使うのも良いと思います。
換気扇をつけておく
機密性の多い住宅が増えたせいか、「24時間換気」がついているご家庭もあると思います。この時期はつけておくと窓を閉め切っていても換気がされていますので効果的です。
ホコリを取り除く
先ほども言いましたが、ホコリはカビのエサになります。よく使うものや通る場所にカビが発生する事がないのは、ホコリが溜まっていないからなんです。ホコリが溜まっている場所はカビやダニが発生しやすい場所なので小まめに掃除しましょう。
カビを予防するための除湿グッズ
炭八
出典:出雲炭八
天然素材のみ薬剤不使用の炭八は針葉樹で作っているので炭の穴が大きく穴の数も多いので、備長炭に比べて2倍の吸湿力がある!
炭だからこその脱臭効果もあるので、シンク下、布団、押入れ、タンス、下駄箱など家のあらゆるところで安心して使用できそうです。しかも、天日にあてるなどのメンテナンス不要!本当に置くだけで長く使えるのはうれしいですね。
【発売元】出雲屋炭八
【種 類】
炭八押入れ用 1袋 約3㍑ 150x500x80mm 1260円/袋(18,900円 15袋入/1箱 )
押入れやクローゼット、トイレなど
室内用調湿木炭 1袋 約12㍑ 450x400x70mm 1460円/袋 ( 5,840円 4袋入/1箱 )
押入れ、ベット下など
炭八タンス用 1袋 約1㍑ 150x250x50mm 840円/袋( 42,000円 50袋入/1箱 )
下駄箱、タンス、シンク下など
※価格は出雲炭八さんの公式HPより定価を記載しています。
取り扱い店舗でセット割なども行っているみたいですので参考までに楽天のショップを紹介します。
タンク型除湿
出典:楽天
塩化カルシウムが水分を吸収する性質を活かした除湿剤です。
水とりぞうさんやドライペットなどドラッグストアで見かけるタイプです。
シールをはがすだけですぐに使えて、使用後水を捨てるだけなので使用方法は簡単です。タンク内の水は倒したままにすると漏れる可能性があるので平面に置く、傾けない、倒れたらすぐ起こすなど注意が必要です。タンク内が水に変わると交換時期ですので、梅雨や夏は湿度が高いのでチェックが必要です。
ふとん用除湿シート
出典:エステー公式HPより
ふとんの下やベットで使用する湿気取りシートです。いろいろなメーカーより発売されていますのでドラックストアなどで購入できます。湿気をとってくれるので睡眠中の発汗も吸収しますので、快適に寝れそうです。
シートには、「再生お知らせマーク」があるので、湿気が溜まってきたら天日干しをして再度使用可能です。
※洗濯は不可です。
洗える除湿シート
洗濯機で洗える除湿シートがあります。天日干しをするメンテナンスは同じですが、汚れても洗濯機で洗う事が出来るので長く使う事が出来そうです。
西川(手洗い)やニトリ(洗濯機可)など多くのメーカーから発売されています。
カビを食べてしまうグッズ
湿気取りを中心にみてきましたが、直接カビに注目して対策をするグッズを紹介します。
コモライフのバイオでカビよけ君
出典:コスモライフ
【内容量】約150g
【成分表】有効微生物(納豆菌同属菌)、水、エタノール、高分子ポリマー他
【製造国】日本
【効果期間】2~3カ月
【yahoo価格】648円
納豆菌同属菌(OYK菌)のみを大量に含有しているので、体への影響も無く安全です。
スプレータイプや詰め替え用もあります。
購入はYahooからも出来ます ⇒ 取り扱い店
カビの繁殖を抑えるスプレー
安心空間 カビ阻止ジェット(ホワイトラベル) カビ阻止ジェット
【内容量】200ml
【成分表】無水エタノール 防カビ・抗菌剤(MIS) 噴射ガス(DME)
【製造国】日本
【効果期間】3カ月
【dinos価格】2200円
カビが水や栄養を取り込めないようにするのでカビが繁殖する力を抑えることでカビの育成を防止するそうです。
約12畳分の空間を約3カ月間抗菌が続くのもうれしいですね。
スプレータイプなので手の届きにくいところにも効果を発揮してくれそうです。
カビを撃退グッズ
カビ撃退と言えば、塩素系の商品ですよね。
出来てしまったカビは水ぶきしても綺麗菌は残っています。次亜塩素酸ナトリウムが含まれている市販品を選ぶ事が大切です。
市販の塩素系○○キラーとかで効果が無かった場合のお助けアイテムです。
その名も「カビ対策 プロ」そのままですが、とても覚えやすいですね。
セット品を載せましたが、これだけあれば家庭のカビすべてに対応できるとされているセットです。
浴室のゴムパッキンから壁にできたカビ、家具にできたカビ、カバンについたカビなど場所によってつい買い分ける事で、カビを撃退する事が出来るそうです。
プロ仕様なので通常より成分が強いので健康面が心配という気にもなりますが、人畜無害と明記されている安心感があります。
まとめ
梅雨の時期になると窓を閉め切った上に室内干しになりがちですが、カビやダニが喜ぶ環境を放置するわけにもいきませんね。
換気と掃除、水分は拭きとる事をやっていればカビの大量発生は予防できるんです。健康と美肌のためにも、清潔な空間はとても大切です。
梅雨のジメジメした時期だからこそ綺麗で気持ちい部屋で過ごせるようにしてみてください!