勘違いがシミ・シワ肌の宝庫に!【美肌の鉄則】効果的で完璧なUVカット5つの方法
美肌維持の最大の敵が紫外線です。
紫外線は、肌の老化を加速させ、シミ・シワ・ニキビなどの肌トラブルの大きな原因でもあり、肌ケアを毎日欠かさず行っていても、UVケアを疎かにしていると、日々のケアも水の泡となってしまう破壊力です。
美しい肌作りの基本とも言えるUVケアですが、正しいケア方法を知っていますか?
きちんとケア出来ていないと、シミ・シワ肌になる!?不安な貴方に正しいUVケア方法をお伝えします。
◇紫外線を知りUVケアを極めよう
紫外線は主にUV-A・Bの2種類ありますが、肌にどんな影響力があるのでしょうか。
- 「UV-A」
波長が長く、肌の真皮層まで入り込み、年中照射され、窓ガラスでも防ぐ事が出来ない紫外線です。 - 「UV-B」
波長が短く、夏場にかけて照射量が増え、日焼けや、シミ・ソバカスの原因となり、窓ガラスで防げる紫外線です。
2種類とも肌への影響がありますが、より脅威なのは窓ガラスからも照射されるUV-A波なのです。
屋内にいるから、冬だからといってUVケアを疎かにしていると、肌内部真皮層にある肌のハリや弾力を保つ繊維芽細胞が傷つけられ、ハリや弾力を失い老化肌に・・・。
また、恐ろしい事に紫外線は1度浴びてしまうと消化せず、蓄積して残っていくため、年齢を重ねるごとに蓄積されたダメージがシミやシワとなって肌表面に現われてくるのです。
季節や場所関係なく一年中紫外線対策をする事が、UVケアそして美肌の鉄則なのです。
◇UVケアの基本=日焼け止め選びのポイントとケア方法
UVケアの基本と言えば、日焼け止めです。
年中紫外線を避けて生活するのは不可能なので、日焼け止めは必須アイテムです。
ですが、日焼け止め選びやケア方法を間違えると効果半減どころか効果ゼロで肌を痛めるだけになんて事にも・・・。
日焼け止め選びのポイントと正しいケア方法で紫外線カットしましょう!
[ポイント1]日焼け止めの数値本当に分かってる?
- 「PA」
UV-Aに派に対してどの位防止する事が出来るかの効果を表した数値で+の数により4段階で表されます。
+の数が多いほど効果が高いという事です。
- 「SPF」
UV-B派に対して防止効果を表した指数で、数値が高くなればなるほど効果が高くなります。
2月~10月まではUV-B波は減るのに対し、UV-A波は一年中降り注いでいます。
数値が高くなれば紫外線を防止する効果も高くなりますが、それだけ刺激が強く肌に負担が掛かるのです。
日常では、SPF10~20 PA+ちょっとした買い物には、SPF20~30 PA++、海などのレジャーには、SPF30~ PA+++を目安にシーズンやシーン別に使い分けるのがポイントです。
[ポイント2]日焼け止めの成分チェックポイント
UVカットの指数のみで日焼け止めを選んでしまいがちですが、そこが勘違いの元!
肌につける成分なので、自分に合わない日焼け止めは、肌の炎症といった肌トラブルを招き、紫外線以前にメラノサイトを刺激してしまいます。
「紫外線防止剤の2種類」
・紫外線吸収剤
(メリット)
紫外線を吸収し、熱や赤外線に変えて放出してくれる成分で、SPF効果を高く出来ます。
(デメリット)
防止する効果を高く出来る分、肌への刺激が強く、敏感肌の人は特に肌荒れの原因となってしまう場合があります。
含まれる化合物には、毒性があるものが含まれているので、化粧水から全て紫外線吸収剤の入ったケアをしていると制限量を超えてしまう為、注意が必要です。
・紫外線散乱剤
(メリット)
成分がミネラルなどの天然成分で殆ど構成されているので、肌への負担が少ない。
(デメリット)
あまり伸びないので、重たくなり白浮きしやすい。吸収剤無配合・ノンケミカルと表示してあるのが、紫外線散乱剤の日焼け止めです。
このように配合成分によりメリット・デメリットがあります。
シーンや自分の肌質に合わせて選ぶこと事が大切です。
[ポイント3]4つのポイントで効果的に!日焼け止めのケア方法
効果100%正しい日焼け止めの塗り方
- ムラなく均一に肌に塗る
ムラがあると、その部分だけ日焼けしてしまいます。 - 肌に日焼け止めを刷り込まない
肌に刷り込むと、肌荒れなどの肌トラブルの原因になってしまいます。 - 2度塗りで効果を高める
鼻や頬など日焼けし易いパーツに重ね付けする事で効果が更にアップします。 - 2~3時間で塗りなおす
メイクと同じように汗や皮脂で日焼け止めも流れてしまい効果が無くなります。
顔だけではなく、日焼けし易いアームや、ネック・デコルテ部分も上記と同じ要領でケアしましょう。
◇紫外線予防は顔だけじゃない帽子・サングラスのUV加工アイテムが重要!
紫外線予防は徹底的に行うのが鉄則!
日焼け止めを塗っている事だけで完全に紫外線がカットされる訳ではないのです。
サングラス
目から入ってきた紫外線によって角膜が刺激されると脳からメラニン細胞を活性化させる信号が発信されてしまうので日焼けしてしまいます。目からの刺激をサングラスで抑えることで、日焼けの抑制効果があるということです。
また、白内障などの目の病気の原因にもなるので、UVカット加工されたサングラスは必需品なのです。
帽子
日焼けによる頭皮や髪のダメージから守るだけではなく、つばが広めの帽子は顔や首の紫外線カットに効果的です。
また直射日光を遮る効果もあるので、熱中症予防にもなる優秀アイテムの1つなのです。
サングラスだけでは50%しか紫外線カットの効果しかありませんが、帽子+サングラスを組み合わせる事で90%の紫外線予防の効果が期待出来るのです。
夏場のレジャーでは、日傘・UVカット加工の衣類などと、日焼け止めにプラスして完全に紫外線をカットしましょう!
◇生理1週間前は要注意!シミの出来易い環境
生理一週間前からに黄体ホルモン(女性ホルモン)が分泌が増加します。
黄体ホルモンは、肌のバリア機能を弱め、皮脂を過剰に分泌させ、生理中の肌荒れやニキビの原因でもありますが、そんな肌の状態=紫外線によるダメージを受け易くなっているのです。
弱まった肌を守ろうとメラニン色素が増加したシミの出来易い環境になっているのです。
また、PMSのイライラはストレスとなり、副腎皮質ホルモンが生成されます。
このホルモンも、メラニン色素を生成を促すので、生理前は特に紫外線予防が必要なのです。
◇肌ケア+ビタミン補給
日焼け止めは、普段以上に肌に負担を掛けてしまいます。
- 日焼け止めをきちんと落とす
きれいに落とさないと肌荒れの原因になってしまいます。 - 化粧水や乳液で負担の掛かった肌は保湿が大切!
紫外線を浴びた肌は乾燥し易い状態なので、化粧水・乳液で保湿しましょう。 - ビダミンCで内側から美白対策
シミ予防に効果的なビタミンCですが、ターンオーバーを促進するビタミンA・Eも積極的に摂りましょう!
日焼け止めやUVケアアイテムで外側を守り、ビタミン類の摂取で内側からも紫外線対策しましょう!紫外線の強い日や、日中レジャーを楽しんだ日は、パックなどで肌をやさしくケアしてあげる事が大切です。
いかがでしたか?
紫外線予防が美しい肌の基本だという事はお分かり頂けたと思います。
紫外線に神経質になり過ぎては、逆にストレスになり、シミや肌荒れの原因になってしまいます。
上記のポイントで紫外線対策を完璧にして、我慢せず屋外のレジャーなども楽む事が、生き生きした美しい身体作り=肌作りの秘訣なのです!